シン エヴァンゲリオン 解説
Twitter : @Blog_Machinaka シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の冒頭10分間が公開されました。 今回はありちゃんのサイト「アリよりのアリ」へこのシン・エヴァンゲリオン劇場版:||についての考察を 寄稿記事としてお届けします。 エヴァンゲリオンのシン […] パシフィックリム説も。考察・解説。 『シンエヴァ本予告』に冬眠カプセル!?白い箱の正体、加持リョウジ、鈴原トウジの復活か!? 13号機vs初号機エヴァ第13号機の正体とは?『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』本予告には初号機と戦う姿が。 待ちに待った最新作かつ最終作だが、正直エヴァの物語が終わってしまうのは悲しい。と同時に、ようやくエヴァから解放される(?)庵野総監督の身を案じれば、喜ぶべきなのか。, 当時多くの子供たち=チルドレンに影響を与え、大人になった今でもエヴァに思いを募り続けている。私のみならず、多くの方々がそのような想いを持っているはず。, アニメのみならず映像作品全般の中でも、私に多大な影響を与えたエヴァンゲリオンの新作を、公開初日に鑑賞して参りました。, 「#シンエヴァ 」鑑賞。全てを終わらせるために、庵野自らによるエヴァンゲリオン解体新書。死、そして新生。エヴァ自体の補完計画は、本日をもって完遂。庵野は大人の責任を果たした。公開前に書いた↓の記事の予想が当たってしまったので、鑑賞前に読まないで下さい。https://t.co/CRHlHvC249, 何故なら、鑑賞前に書いた↓の記事が本作のネタバレを偶然にも含んでしまったからだ。Twitterでも書いたが、是非とも鑑賞前に記事をご覧いただきたい。, しかし、冷静に考えてみたら、実は的外れな記事なのかもしれない。今はただ、自分の望むエヴァに仕立て上げたいだけなのかもしれない。, 2021年3月8日、11時過ぎ。初回鑑賞を終えた時刻だから、もうネタバレしても良いだろう。ということで、本作の鑑賞後の感想を書いていく。, 本作はエヴァンゲリオンの全てを終わらせるために、庵野自らがエヴァンゲリオンの究極攻略完全ガイドを作ったと言ってもいい。, そのため、誰がどう見ても理解できる、エヴァンゲリオン史上、最も分かりやすいエヴァンゲリオンだったのは明らかだ。, これまで謎に包まれてきたゲンドウ、そして渚カヲルのモノローグを行うことにより、テレビアニメ、漫画、旧劇場版、そして新劇場版で行った全てのエヴァンゲリオンを解体し、丁寧に説明して見せた。, ここまで庵野が説明的になったのは、実は初めてではない。「式日」でもモノローグされているように、庵野は映像でしか我々とコミュニケーションが取れない。, それが今になって、実車ではないエヴァンゲリオンにも庵野の実写映画の特徴が露出したのだろう。, こうして映像作品の解説や考察をしている身としては、もっと観客を信じてほしかった。なぜあんなに分かりやすく、丁寧に説明したのであろうか。, かつて非常に抽象的に描かれ皆が夢中になって考察できたエヴァは、本作には存在しない。, また、初回鑑賞時の情報ということもあり間違いがあるかもしれないが、ご容赦願いたい。優しい方は、是非とも優しい言い方で指摘コメントを下されば直します。, Qのラストから本作は始まる。シンジはトウジの家に預けられ、その後ケンスケの家にアスカと共に居候する。, そこで次第に心を開くシンジ。Qでは悲劇としか捉えなかったニアサードインパクトの解釈を改める。牧歌的な風景とカントリーミュージックのような洋楽、そして緑一色というエヴァでは非常に珍しい色彩が、シンジと観客を癒していく。, そして、ヴィレに戻ったシンジはQと同様に軟禁されるも、ミサトの真意を知り心を許す。, エヴァQで起きた全てを肯定し、シンジ自身が内省するシーンもなく、状況は絶望的ながらも物語的には希望に満ちたテイストに仕上がっている。, そして、ネルフ本部に進入したヴィレ御一行は、ゲンドウ及び冬月のネルフが企てるフォースインパクトを阻止するために、ヤマト作戦を実行。, しかし、ネブカドネザルの鍵により、ゲンドウ自身が神となり使徒となり、ヴィレにかくまわれたエヴァンゲリオン初号機を回収しに現れる。, ゲンドウの行動は、①種の保存というノアの箱舟と化したヴィレから初号機という原動力を奪うこと、②初号機に残るユイの魂を持ち帰るために、初号機を回収したと思われる。, 旧劇場版の「Air/まごころを君に」でも描かれた通り、ゲンドウは(疑似)リリスとアダム、そして二本のロンギヌスの槍による人類補完計画を行う。, 6枚の翼が映るのは、旧約聖書で神と対立したルシファーのメタファーとなる。つまり、ゲンドウはルシファーとなり神と対抗し、神を超えるという構図を示した。, しかし、旧劇とは異なり、ガフの部屋よりもさらに原初的な「裏宇宙」という世界に入っていくゲンドウ。, これまでガフの部屋など人間が生まれる前の世界を描いてきたエヴァだが、宇宙という人類が生まれるよりも前の世界を描いた点で興味深い。, シト新生の意目地ソングで「心よ原始に戻れ」という歌があったが、神がこの世界を作った原始の時代にまで戻そうとするのがゲンドウの一貫した考えだろう。, 自身の作品を何度も作り直し、新たな作品に仕立てる。そして、銀河をかけた親子喧嘩。庵野は本当にジョージ・ルーカスと似ている。, 裏宇宙の世界では、テレビアニメ、旧劇、そして新劇の世界が入り混じる、シンジの記憶の世界に入っていく。, テレビアニメで描かれた初号機とシンジが対峙するシーン(逃げちゃダメだ、、の場面)から始まり、ミサトの自宅やレイの自宅など、過去作で描いた世界で戦うゲンドウとシンジ。, このシーンは、「シン・エヴァンゲリオン」というタイトルが表しているように、エヴァンゲリオン自体を素材としてサンプリングしながら、新たなエヴァンゲリオンを構築している。, つまり、過去のゴジラにオマージュを捧げ新たなゴジラを作った「シン・ゴジラ」がそうだったように、庵野の作家性である「過去の作品を使いながら一本の作品として仕上げる」ことを、自身の作品であるエヴァンゲリオンを対象として行っているのだ。, ウルトラマンや宇宙戦艦ヤマトなど、数多くのオマージュを捧げた庵野が、自身の作品をセルフオマージュした、という解釈である。, そして、この行為こそがエヴァンゲリオンを終わらせるための唯一の処方箋だったのだろう。, 裏宇宙に入ったゲンドウは、自身がこれまで行ってきたインパクトについて説明を始める。, これで人類の全てが浄化され、肉体も魂も一つになり、もう誰も苦しむことがなくなる世界に俺はしたい、と主張する。, が、ミサトが犠牲となりガイウスの槍という新たな槍が、裏宇宙にいるシンジに届けられる。, ゲンドウの生い立ち、ユイとの出会い、そして別れ。これまで断片的かつ他人によって描かれたゲンドウの内面が、ゲンドウ自身によって描かれることになる。, それを知ったシンジは、ゲンドウが自分と近しい存在だと知る。そして、ゲンドウによる人類補完計画は、旧劇と同じく失敗する。, 代わりに、ユイの補完計画が作動する。そして、舞台はエヴァンゲリオンという虚構から、宇部という現実の世界へと映る。, 電車から降りると言うことは、絶対に自分で結末を変える事のできない映画というレールから降り、現実に戻ることである。レールから離れれば、虚構は終わるのだ。, これまでもエヴァはスクリーンの外側、実車の風景を写してきたが、今回はレベルが違った。, それをラストに移すということはつまり、エヴァンゲリオンという虚構が終着駅を迎え、庵野は現実に戻っていくという解釈が出来る。, ちなみに、「式日」でも宇部市を舞台にしており、本作のラストと非常に密接した関係になっていると思う。, 少なくとも、電車には乗っていないことが分かる。つまり、レールから離れたことを意味する。, これまで庵野作品で何度も描かれたきたレールというモノは、他人が勝手に方向を変える事ができない映像作品という構造のメタファーだろう。映像作品は、自分で結末を変える事が出来ない。他人が敷いたレールの上を、ただ進むことしか出来ないのだ。, つまり、レールから降りている状態というのは、エヴァンゲリオンという映像作品の終了を暗示している。宇部という実景が写っているのは、エヴァと言う虚構が終わった証拠でもあるだろう。, ちなみに、ホームに座っていたシンジとマリは、おそらく庵野と安野モヨコを示していたのだろう。マリとシンジがビジネスルックをしているのは、「働きマン」のメタファーだろうか。, エヴァを作っていた時はゲンドウと同じく、独りぼっちだった。しかし、安野という裁量の妻を持ち、Qで精神を病んだが、なんとか回復した。, 先に述べた通り、「シン・エヴァンゲリオン」とは自身が手掛けたエヴァンゲリオンをサンプリングし再構築することにより、「死と新生」を行うものであった。, つまり、庵野がエヴァンゲリオンを作る東京都武蔵野市(ガイナックス)ではなく、生まれ故郷である宇部市という原始に戻ったのである。, これでもう、エヴァンゲリオンが出来る前の世界に戻り、庵野は平穏を取り戻す、という話になっているのかもしれない。, そして、本作の補完計画はゲンドウでなくユイの補完計画が叶ったものとなっている。これは、ゲンドウ≒庵野の妻である安野の願いが叶ったとも言えるのではないか。, もしかしたら、これからもエヴァンゲリオンは続いていくのかもしれない。少なくとも、パチンコやゲームではエヴァを見ない日はないだろう。, 宇部には第3新東京市もセントラルドグマもない。あるのは、街と工場、そして海だけだ。, ・「実は時間が戻っているわけじゃなくて、インフィニティ化した世界が復興した世界なのではないか?」, 宇部の駅と街が上空から撮影したシーンでは、背景は実景であるがシンジやマリは二次元のママである。, つまり、ファンの方が指摘されたように、エヴァンゲリオン(のキャラ)という虚構と宇部市の現実が入り混じった状態になっているのは間違いない。, シンジによりインフィニティ化した世界は終わった。そして、新劇場版がこれまで描いてきた世界(線)は終わった。, この文脈で前述の考察では「エヴァが出来る前に戻った」と解釈したが、この解釈では今までの補完計画と矛盾する。, つまり、宇部市に戻ってきたのは、「あの素晴らしい愛をもう一度」味わうために来たのではないかと思われる。, 宇部市という生まれ故郷に戻り、妻(マリ)を連れて実家にいる家族に会いに行ったのではないか?, さらに、宇部興産を始めとした工場風景など、エヴァの世界を描くに至った原風景を見に行ったのではないか?, 「あの素晴らしい愛をもう一度」というテーマであれば、シンジもゲンドウもユイも、誰もが納得できるはずだ。, 最後に、「あの素晴らしい愛をもう一度」という言葉は、スクリーンの中のキャラクターだけに向けられたものではない。, スクリーンの外にいる我々観客は、「あの素晴らしいエヴァをもう一度」という気持ちで観に行ったのではないだろうか。, 観客はエヴァンゲリオンの愛を再び味わえた。あの素晴らしいエヴァをもう一度、見ることができた。, これは単にエヴァンゲリオンを早く終わらせたい訳でもなく、投げやりになった訳でもない。, 庵野はテレビシリーズから、エヴァに熱狂したオタクたちに対して嫌悪感のようなものを持っていた。言い方を変えれば、信用をしていなかった。, 自分の責任を超えた議論が日夜繰り返され、自分のメッセージが誤って伝わり、誰も理解されなかった。, 「式日」でも語られていたように、映像でしかコミュニケーションが取れないという庵野にとっては、耐えがたい苦痛だったのだろう。我々は図らずして、庵野を傷つけていたのかもしれない。, エヴァを自らの手で再解釈・再構築し、物語を終わらせたのは、庵野が考えた責任の取り方だったのだろう。, 過剰とも思えるゲンドウのモノローグによるエヴァ世界の説明は、これ以上ファンが悩まないように、そして庵野が確実にメッセージを伝えるために、行われたのではないかと思う。, テレビや旧劇ではコミュニケーションに失敗したかもしれないが、本作では確実にメッセージが伝わっただろう。, 観客に「エヴァはもう終わり!いいか、ちゃんと終わらせたからな!もうアレコレ言うなよ!」とファンに向けて徹底したようにも感じる。, これで庵野は、自身の責任として自身でエヴァを終わらせたのだ。これ以上、自分の範疇の外側でエヴァを考えてもらいたくない、自分の作品は自分の責任の範疇でやりたい。, 庵野はアニメと同じく、自身の作品を完全にコントロールしたいのかもしれない。それは我々観客も同じく、庵野作品の一部なのかもしれない。, タイトルの「シン」について、鑑賞前は「死と新生」の「新」という解釈をした私だったが、見た後は印象が異なった。, おそらく「シン」は「sin」と読むべきだろう。sinは英語で「罪・ばち当たり」という意味を持つ。つまり、「ばち当たりなエヴァンゲリオン」といった意味が込められているのではないか。, 庵野はエヴァンゲリオンを作り、オタクを大量に生産した。オタクはエヴァの世界に浸かり、独自の解釈を始めた。, 新しいものを作る「新」の意味や、シンジ=神事という「神」にまつわる意味合いもある。, エヴァのことばかり考えて現実を見ない、虚構の世界にばかり佇む人たちに向けて、庵野はラストに宇部の実景を見せたことで、「みんなで現実に戻ろう」と伝えたかったのではないか。, 補完計画は原始に戻る計画であるが、そんな過去に浸らずに、現実を見ようということだ。, ※(3/9までは、エヴァが作られる前の世界で生きるべきと書きましたが、再考し↑の表現にしました), 本作で綾波(のそっくりさん)が仕事を通じ、日常の生活を送ったように、我々も日々労働にいそしみ、日常の生活を送ろう。, 綾波が「わたしはネルフでしか生きられない」というセリフは、おそらく「わたしはエヴァなしでは生きられない」という、エヴァオタクの気持ちを代弁したのかもしれない。, いつもなら、エヴァ作品を見ると頭に「?」が沸き上がり、ひたすら考察サイトを調べてしまうのだが、本作ではそんな心配もない。, 解説・考察記事を書く私としては、少し残念だが、あまり考察を調べる人も少ないのではないか?, 皆が作品の意図を庵野が示した通りに解釈できるのであれば、考察サイトは不要なので、それはそれでよいのだが。, 罪だ贖罪だとばかり言って、こんなに素晴らしい作品を観させてもらって、感謝しないとは何事だろうか。罪なのは、私の方だった。, 本記事ではあまり触れませんでしたが、シン・ゴジラで体得したプレビズ→絵コンテによる制作手法、手書きとCGの巧みな連携、テーマカラーである白と内容のマッチング、360度回転させるガンアクション、どれをとっても最高級でした。, これが他の映画と同じ1900円なんて、もったいないくらいです。ジェームズ・キャメロンなら多分5000円くらい取ってます。, 今回、昔からエヴァを見てきた身として感想を書いたが、逆に今までエヴァを見てこなかった方の率直な感想をあえて載せておきたい。, 普通の人とは「違った映画の見方」をすることで、「ここだけの」映画批評を記事にしています。, ・基本的に全否定はしません。どんな映画にも必ず良い点はあり、積極的にフィーチャします。それが正しい「映画の見方」だと思うからです。, ・映画の分析のために、独自に画像を作成しています。ここが他の映画評論サイトとは違うポイントです。出典さえ明記してくれれば転載OKです。, 連絡先 (アットを@に変えてください), Machinakaさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 映画 2021.03.07 Kazu 『シンエヴァンゲリオン劇場版』マーク(記号)の意味は何?繰り返しとはどういうことなのか解説まとめ シン・エヴァンゲリオン公開延期が悲しすぎるのでペーパークラフトを作ってみた 【エヴァ】新たな動画『evangelion:Another Impact(Confidential)』が公開に / 気になる解説番組はニコ生で今夜22時から! 【画像多数】エヴァンゲリオン新幹線の新情報がキターッ / ワンフェスでエヴァ新幹 … 劇場版シリーズ・第3作目「エヴァンゲリオン新劇場版:q」は、前作「破」から14年後の世界を舞台とし、独自のストーリー展開がファンの間で物議を醸しました。 最新作の映画公開が近いエヴァンゲリオン。主人公シンジが登場するエヴァンゲリオン初号機はとても重要な存在です。しかし、謎めいたところも多い。というわけで、初号機の正体やその活躍をわかりやすく解説しました! 目次 まえがき あらすじ 「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」のネタバレありの感想と解説(全体) 庵野自らによるエヴァンゲリオン 解体新書 ネルフ 本部で起きた事の顛末 ラストの解釈は? 庵野は大人の責任を果たした 「シン」の本当の意味とは? 映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』タイトルの意味解説・考察 (c)カラー 「:||」は楽譜の反復記号/終止線? 2012年の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:q』(以下『q』)の劇場公開時に初めて発表されて以降、2021年現在に至るまで多くの議論がなされている本作のタイトル。その中で最も … ブログを報告する, この記事では、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のネタバレありの感想・解説・考察記事を書いています。, そもそも、前作の「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開は2012年、和暦に変えれば平成24年。, 図らずして、元号をまたいで新作が公開されることになるとは、誰も想像しえなかったのではないか。, こんにちは! Machinakaです!! Twitterもやってます! @Blog_…, 映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」ネタバレあり感想解説と評価 庵野が本作で達成した、隠れた補完計画とは?, 庵野秀明監督による大ヒットアニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの完結編。1995~96年に放送されて社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を再構築し、4部作で新たな物語を描く「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ。2007年に公開された第1作「エヴァンゲリオン新劇場版:序」、09年の第2作「エヴァンゲリオン新劇場版:破」、12年の第3作「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」に続く今作は、庵野総監督の下、テレビシリーズから新劇場版までシリーズに深く携わってきた鶴巻和哉と、新劇場版シリーズで副監督など務めてきた中山勝一が監督を担当し、新たな結末が描かれる。テーマソングは、これまでの新劇場版シリーズも担当した宇多田ヒカルが引き続き手がけた。タイトルロゴには「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の最後に、楽譜で同じところを繰り返す際に使用される反復(リピート)記号が付く。, https://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_247.html, 映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のネタバレ・あらすじ・感想を調べる前に知って欲しい庵野秀明の正体, 映画「GODZILLA星を喰う者アニゴジ3」ネタバレあり感想解説 虚淵的人類補完計画の結末はエロゲ, 映画「シンゴジラ」裏話レポート 野村萬斎をゴジラ役にした本当の意味とは? ゴジラの続編はどうなる!?…, シンゴジラの「シン・解釈」(TRUE)2 庵野秀明のキャリアの総決算がここに! 一般観客の集合知&テ…, 「シンゴジラ」の「シン・解釈」 ゴジラは庵野監督自身の葛藤や過去のトラウマの象徴だった! 批評・解説…, 映画「ラーヤと龍の王国」ネタバレあり感想解説と評価 ズートピア以来の衝撃!本作がつないだ、もう一つの分断とは?, 映画「あのこは貴族」ネタバレあり感想解説と評価 素っ気なく、味気なく。でもそれが真の東京。, 映画「ガンズ・アキンボ」ネタバレあり感想解説と評価 ダニエル・ラドクリフの数奇な役者人生. 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(evangelion:3.0+1.0 thrice upon a time)超最高でした!25年のエヴァ歴史に終止符を打つ完璧な映画だった。 ただ、とても難解な内容だったので、意味不明だった人のために完全ネタバレであらすじ解説をしてみました。 ループ説 サブタイトルやリピート記号… 「エヴァンゲリオン」の関連作品をご存知でしょうか?1995年にテレビで初めて登場して以来、絶大な人気で映画を含む様々なメディアで展開されている作品です。そんな「エヴァンゲリオン」の最新映画が2020年に公開されることが決まり、話題を呼んでいます。 こんにちは! Machinakaです!! Twitterもやってます! @Blog_Machinaka この記事では、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のネタバレありの感想・解説・考察記事を書いています。 目次 まえがき あらすじ 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のネタバレありの感想と解説(全体) 庵野自らによるエヴァン… 「エヴァンゲリオン」は多くの人を引きつける一方で、複雑で難解ゆえに敬遠されがちな作品です。そんな中、本シリーズは続編となる新たな劇場版作品の公開を控えています。これを機に今一度「エヴァ」の世界の基本知識をおさらいしていきましょう。 Mail: machinakamovieworksアットgmail.com 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』解説、考察 Next Post: 『エヴァンゲリオンMark10』不気味なモノアイ顔の下には綾波レイの顔が隠れてる! 正体徹底考察。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(evangelion:3.0+1.0 thrice upon a time)とは、2021年に公開されたsfアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の4作目にあたり、四半世紀にわたる『エヴァンゲリオン』シリーズの集大成の作品として、公開前から注目を集めた。 エヴァンゲリオン, シン・エヴァンゲリオン, ヱヴァンゲリヲン新劇場版, 本予告 ヱヴァンゲリヲン新劇場版考察 ※本記事は、別サイトで2020年12月26日に公開した記事に加筆・修正を加えたもの … | シン・エヴァンゲリオン劇場版 シン・エヴァンゲリオン劇場版 作品情報 これまでの新劇場版あらすじ エヴァンゲリヲン新劇場版:序 エヴァンゲリヲン新劇場版:破 エヴァンゲリヲン新劇場版:q 感想 おおまかなあらすじ 大まかな感想 細かい所がツボだった。 エヴァの謎・伏線一覧(未回収)を解説、考察まとめ。シン・エヴァンゲリオン劇場版のネタバレ・解説(新劇場版と旧劇場版との繋がり)や、序、破、q、アニメ版のネタバレ・ループ説、パラレルワールド説やループ説等、主要人物のクローン説も。 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を楽しむためどの過去作から見るべきか徹底解説! 2021/03/06 11:30 『新世紀エヴァンゲリオン』(C)カラー/Project Eva. 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、2021年に公開されたSFアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の4作目にあたり、四半世紀にわたる『エヴァンゲリオン』シリーズの集大成の作品として、公開前から注目を集めた。総監督・脚本・原作・製作総指揮を庵野秀明が務める。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の後、失意のどん底にいる碇シンジが立ち直る姿を描く。, 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、2021年3月8日に公開されたSFアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の4作目にあたり、略称は「シン・エヴァ」。四半世紀にわたる『エヴァンゲリオン』シリーズの集大成の作品として公開前から注目を集めていたが、新型コロナウィルスの流行により2度にわたる公開延期を余儀なくされた。総監督・脚本・原作・製作総指揮をテレビシリーズ・旧劇場版に引き続き庵野秀明が務める。キャッチフレーズは「さらば、すべてのエヴァンゲリオン。」タイトルの「:||」は音楽用語におけるリピート記号であり、曲を繰り返すことを意味している。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のその後、親友である渚カヲルを失ったことで悲嘆にくれる碇シンジ。そんなシンジを温かく迎え入れたのは大人になったかつてのクラスメイトたちだった。一方、8号機のパイロットである真希波・マリ・イラストリアスはパリで旧ネルフユーロ施設の復元任務に従事していた。, 14年前の「ニアサードインパクト」によって赤く染まり荒廃したパリの街。パリ上空にネルフの敵対組織・ヴィレの旗艦「AAA ヴンダー」が現れ、そこから数基の艦隊とマリの乗るエヴァ改8号機が降下してくる。ヴィレの目的は、「ユーロネルフ第1号封印柱」を復元することだった。ヴンダー副艦長赤木リツコと伊吹マヤら搭乗員たちが急ピッチで復元作業を進める中、ネルフの航空特化型兵器「EVA 44A」軍団が襲い掛かる。マリの活躍で「EVA 44A」は殲滅できたものの、陽電子砲装備陸戦型「EVA 4444C」やそのための電力供給特化型「EVA 44B」も現れ、復元作業にあたるヴィレ構成員たちはピンチに陥る。マリがエッフェル塔を「EVA 4444C」の砲台に叩きつけ、なんとか敵対勢力をすべて排除することに成功する。復元作業を終えるとパリ市街中心部は元の美しい姿を取り戻し、ヴィレはユーロネルフに保管されていたエヴァの修理パーツを入手したのだった。, 一方、碇シンジは失意のどん底にいた。自分の行為がきっかけとなってニアサードインパクトが起こってしまっただけでなく、唯一自分を理解してくれた親友・渚カヲルを自分のせいで失ってしまったからだった。絶望のあまり心を閉ざして無反応になったシンジとアヤナミレイ(仮称)を連れて、赤く染まった街を歩く式波・アスカ・ラングレー。そこへ、シンジたちのクラスメイトだった鈴原トウジが車で3人を迎えに来る。トウジは第3村へ3人を案内した。この村はニアサードインパクトから生き延びた人々が暮らす集落の1つなのだという。トウジはすっかり大人になり、第3村で医師として診療所を開いていた。同じくクラスメイトだった洞木ヒカリと結婚し、今ではツバメという名の娘までいた。不便な生活でも肩を寄せ合い、満ち足りた日々を送っている第3村の人々に強い興味を抱くアヤナミレイ(仮称)。しかしシンジの方は相変わらず口もきこうとせず周囲とのコミュニケーションを拒んでいた。シンジは何でも屋を営む元クラスメイトの相田ケンスケに引き取られ、同じく居候のアスカとともに共同生活を送ることになる。エヴァの呪いに蝕まれ、ものを食べることも成長することもないアスカ。自分の境遇と比べて、食べられるのに食べようとしないシンジに対して苛立ちをぶつける。孤独を求めてケンスケの家を飛び出したシンジは、かつてのネルフ施設の廃墟が残る湖にたどり着いた。そこで膝を抱え、うずくまり続けるシンジ。その一方で、鈴原家に残ったアヤナミレイ(仮称)は第3村の人々の営みに触れ、今まで知らなかった様々な感情を知っていく。農作業の大変さ、仕事の後の風呂の気持ち良さ、自分のものを返してもらったら「ありがとう」と言うこと、「恥ずかしい」という感情、「おやすみ」、「おはよう」、「さよなら」。アスカからシンジの所在を聞き、湖を訪れたアヤナミレイ(仮称)。シンジが持っていたカセットプレイヤーを返そうとするも、すげない反応をされてしまう。それでも繰り返し自分の元を訪れるアヤナミレイ(仮称)に対し、シンジは「どうしてみんな僕に優しくするの」と尋ねる。アヤナミはそれに対し、「シンジくんのことが好きだから」と答えた。アヤナミが去った後、ひとしきり泣いたシンジはようやく自分の現状を受け入れ、立ち直ることができた。それからシンジはケンスケの仕事を手伝いながら、徐々に第3村に溶け込んでいく。ケンスケに案内された先のKREDIT(ヴィレによる地上支援組織)実験施設でシンジが出会ったのは、葛城ミサトと加持リョウジの息子「加持リョウジ」だった。リョウジは両親の顔を見ることなく地上で育ったのだという。またアヤナミレイ(仮称)に名前を付けてほしいと言われ、思い悩む。アヤナミレイ(仮称)は村での体験を経て人間らしい感情を覚え、オリジナルの綾波レイと異なる人格を持つ自分を肯定するようになっていた。しかし、アヤナミシリーズの初期ロットであるアヤナミは、元々ネルフ本部以外では長く生きられない体だった。結局「アヤナミはアヤナミだ」とアヤナミレイ(仮称)に名前を付けられなかったシンジだが、それでもシンジが悩んでくれただけで充分だと言うアヤナミ。もっと生きていたかったと言い残して、アヤナミレイ(仮称)はシンジの目の前で液状化し消滅するのだった。, その頃、ヴィレのヴンダーが第3村に寄港する。いよいよネルフとの最終決戦が迫る中、シンジはアスカと共にヴンダーに乗り込み父・碇ゲンドウと戦うことを決意する。ヴンダー搭乗員の中にはシンジに反発を覚えるものもいたが、ミサトの判断でDSSチョーカー(エヴァに乗って覚醒すると自爆する仕組みの首輪)を付けられることもなく、部屋に閉じ込められることに。ネルフ本部は黒き月と共にセカンドインパクトが発生した地・南極カルヴァリーベースへ向かっており、そこで13号機を再起動させ、フォースインパクトを引き起こそうともくろんでいた。南極へ向かう道中、搭乗員それぞれの思いが交錯する。ミサトはケンスケから送られてきた息子リョウジの写真を見ながら、加持との思い出を振り返る。加持はサードインパクトを止めるため、自分の命を犠牲にしたのだった。その頃加持との息子を身ごもっていたミサトは、加持と一緒に死地に残ることができなかった。自分の指示でニアサードインパクトを起こしてしまった責任感から、息子リョウジにも会うことなくすべてをヴィレに捧げてきたミサト。そしてすべての落とし前をつけるため、南極へと向かう。一方「死装束」である深々度ダイブ用耐圧試作プラグスーツを身にまとい、シンジの部屋にやってきたアスカとマリ。アスカはシンジに、「以前自分がシンジを殴りたいと思った理由がわかるか」と問いかける。それに対してシンジは、「アスカが第9使徒に乗っ取られたときに、助けるか倒すか自分で判断しようとしなかったからだ」と答える。その返答を受け、シンジの成長を感じたアスカは「昔はシンジのことが好きだった」と伝えるとマリと共に出撃していった。そしていよいよネルフとの交戦が始まる。ヤマト作戦と名付けられたこの作戦の目標は、13号機の起動を止め、フォースインパクトを阻止すること。NHGシリーズの戦闘艦からの攻撃を潜り抜け、南極を覆うL結界の下へ潜航するヴンダー。結界の中ではエヴァインフィニティと呼ばれる無数のエヴァが行く手を阻む。ヴンダーはエヴァインフィニティを振り切り、アスカの搭乗する新2号機とマリの搭乗する改8号機を出撃させる。ネルフの送り込んできたエヴァMark.07群をはねのけながら、アスカとマリは13号機が保管されているネルフ本部へと到達する。13号機のコアに機能停止信号プラグを打ち込もうとするアスカだが、13号機を恐れる自身のATフィールドに阻まれる。最後の手段として、「裏コード999」を発動し第9使徒の力を開放することで、無理やりATフィールドを突破しようとする。しかしそれこそがゲンドウの狙いだった。使徒化したアスカを取り込み、再起動する13号機。クローン・シキナミタイプだったアスカを得たことでフォースインパクトが発動してしまう。一方ヴンダーも冬月コウゾウの操るNHGシリーズの4艦目に不意打ちされ、コントロールまで奪われてしまう。マリの活躍でなんとかコントロールは奪い返すも、ヴンダーは大きな損害を受ける。その時ヴンダーの甲板に碇ゲンドウが現れる。銃で撃っても死なないゲンドウは、「ネブカドネザルの鍵」を使いすでに人間を捨ててしまっていた。ゲンドウはミサトらヴィレのメンバーに向かって人類補完計画の内容を断片的に語る。海・大地・人間の魂の順番で世界は浄化されること。浄化された魂はエヴァインフィニティという器に納まること。アヤナミシリーズとシキナミシリーズのクローンが計画のために必要だったことなど。そこへやってきたのはシンジだった。シンジは父・ゲンドウへ「どうしてこんなことをするのか」と問いかける。その質問に答えることなく、13号機でマイナス宇宙の向こう側へ去っていくゲンドウ。ヴンダーではマイナス宇宙に入ることはできない。万事休すの状況で、シンジは自分が初号機に乗ると名乗り出る。その言葉に反発したのはヴンダー搭乗員の北上ミドリだった。家族をニアサードインパクトによって失った彼女は、シンジがエヴァに乗ればまた惨劇が繰り返されるのではないかと、銃を持って阻止しようとする。トウジの妹である鈴原サクラも同じくシンジの搭乗に反対する。自分たちを守ってくれたヒーローでもあり、家族を失ったニアサードインパクトを引き起こした調本人でもあるシンジに、複雑な感情を抱くサクラ。サクラの放った銃弾は、シンジをかばったミサトの腹部に命中した。怪我を負いながらも、シンジがエヴァに乗る責任は自分が持つと主張するミサトに、ミドリとサクラは渋々ながら了承する。, マリに送られてシンジが初号機に着くと、そこには14年前からエヴァに囚われたままの綾波レイがいた。レイから初号機を引き継ぎ、13号機と対峙するシンジ。ゴルゴタオブジェクトに触れたことで、虚構の世界に入り込むシンジとゲンドウ。その風景はシンジの記憶の中にある風景へと次々に変わっていく。第3新東京市、かつて通っていた学校、アパート、カヲルと連弾したピアノ、第3村など、懐かしい風景の中で戦い続ける初号機と13号機。シンジは、絶望の槍ロンギヌスから希望の槍カシウスを生み出しゲンドウに立ち向かう。ゲンドウはシンジに、自分が推し進めるフォースインパクトとは異なるアナザーインパクト「アディショナルインパクト」について語る。アディショナルインパクトとは現実と虚構の再構築。ゲンドウがその依り代となることで、世界をゲンドウの思うままに書き換えようというのだ。ゲンドウの目的は再び最愛の妻・碇ユイに出会える世界を創ることだった。ゲンドウはシンジを記憶の中のセントラルドグマへと案内する。そこには黒いリリスの形をした虚構としてのエヴァ「エヴァンゲリオンイマジナリー」がいた。そしてリリスの仮面が外れると、巨大なアヤナミレイの顔へと変化する。エヴァンゲリオンイマジナリーは「ガフの扉」を抜け、現実世界へ姿を現す。同時に無数のエヴァインフィニティとMark.07がアヤナミレイの胴体に変化していく。アディショナルインパクトが発動したのだった。その様子を見つめるゲンドウの同志・冬月コウゾウの元へ、マリが現れる。冬月はマリのことを「イスカリオテのマリア」と呼び、彼女にエヴァMark.9~12を与えると、LCLと化して消えるのだった。ゲンドウと激闘を繰り広げるシンジだが、初号機と13号機は対になる存在のため決着がつかないでいた。そこでシンジは、戦いではなくゲンドウと対話することを選ぶ。「父さんのことが知りたい」と言うシンジ。ゲンドウの内面に迫ろうとするシンジに、ゲンドウは恐れを抱く。シンジはそんな父にカセットプレイヤーを返す。そしてゲンドウの口から彼の内面が語られる。ゲンドウは幼少期から人とのつながりを嫌い、孤独を求めていた。しかしユイに出会ったことでゲンドウは変わった。外界とのつながりを恐れないようになり、今まで自分を守る盾として利用してきたカセットプレイヤーが必要なくなった。だがユイが亡くなり、ゲンドウは再び他者との関わり方が分からなくなってしまった。そこで人類補完計画を発動し、自分が再びユイに会える世界を創ろうとしたのだ。しかしアディショナルインパクトを行ったにも関わらず、記憶の世界にはユイはいなかった。自身の弱さゆえにユイに会えないと落胆するゲンドウだが、シンジはむしろ「父さんは自分の弱さを受け入れるべきだった」と告げる。一方、残されたヴンダー乗組員たちはインパクトを阻止する鍵として、ヴンダーの脊椎から新たな槍・ガイウスを創り出す。そして他の搭乗員を全員脱出させ、ミサト1人でガイウスを届けようとヴンダー事エヴァンゲリオンイマジナリーに激突する。人の手によって作られた槍であり、ミサトの命と意思を受け継ぐガイウスの槍を受け取ったシンジ。ゲンドウはそんなシンジの姿に「大人になったな」と呟く。ゲンドウは恐れていたシンジのなかにユイが存在することを悟ると、自らシンジの元を去っていった。残されたシンジのもとに死んだはずのカヲルが現れる。アスカやインパクトの犠牲になったすべての人々を救いたいと語るシンジ。カヲルはシンジが「イマジナリー(虚構)」ではなく「リアリティ(現実)」の中で立ち直ったのだと悟る。, シンジはまず13号機に囚われていたアスカを助け出そうとする。アスカは実は綾波と同様「シキナミシリーズ」のクローンだった。両親を知らず、子供の頃から1人でいいと強がっていたアスカだが、本当は自分を認めて欲しい、自分の居場所がほしいと願い続けていた。シンジによって自分の居場所がケンスケの隣にあると知ったアスカは、エヴァの呪縛から解き放たれ大人の姿になる。赤い海辺で対話するシンジとアスカ。シンジもかつて自分のことを好きだったことを確かめると、エントリープラグと共に現実世界へ帰って行った。次にシンジはカヲルと対話する。カヲルは「生命の書」の力により、繰り返される円環の物語を認識し続けていた。何度もシンジを幸せにするために動いてきたカヲルだが、本当は自分が幸せになりたかったのだと悟る。あくまで相互性のある世界を望むシンジに後を託すと、自分のことを「渚指令」と呼ぶ加持リョウジと共に精神世界を去る。最後に残されたのは1号機に囚われていたレイだった。シンジはレイに、エヴァに乗る以外の生き方があると伝える。そしてレイもエヴァという舞台から降りて行った。シンジは最後にエヴァの必要とされない世界を創ることを望んだ。それこそが「ネオン・ジェネシス」。新世界の創造だった。全ての魂が解放されたことを見届けた後、シンジはインパクトを止めるためガイウスの槍で13号機もろとも自分の胸を貫こうとする。しかしそこへ割って入ったのはシンジの母親であるユイだった。ユイはこの時のためにずっとシンジの中にいて、息子の肩代わりをしようとしていたのだ。ユイが自分の胸を自分で刺したことで、これまでに登場した全てのエヴァが消えていく。コア化された人間の魂も解放され、エヴァインフィニティは元の人間の姿に戻っていった。そして気づけばシンジは海にいた。新世界が創られ、虚構が失われたことで、アニメーションの世界はセル画へと変わっていく。そこへ現れたのは、改8号機(9~12号機を統合済)に乗ったマリだった。消えそうになっていたシンジをマリが迎えに来たところで、ラストシーンに切り替わる。それはシンジやマリ、カヲルやアスカ、レイが大人になった世界だった。シンジとマリが駅のホームから現実世界に飛び出したところで、物語は幕を閉じる。, CV:緒方恵美/神木隆之介(成長後)エヴァンゲリオン初号機のパイロットであり、本作の主人公。本作序盤では親友である渚カヲルを失ったことにより心神喪失状態だったが、アヤナミレイ(仮称)と第3村の人々の支えを受け立ち直る。エヴァ初号機に搭乗した際は、シンクロ係数が0だと思われていたが、実は∞(無限大)であることが明らかになった。ナイーブで他者とのコミュニケーションが苦手な性格だったが、終盤では苦手意識があった父・ゲンドウともまっすぐ向き合うなど大きく成長した。最終的にエヴァンゲリオンを必要としない世界を創り上げ、現実の世界で新たな一歩を踏み出した。, 主題歌:宇多田ヒカル『Beautiful World (Da Capo Version)』. 「エヴァンゲリオン」の関連作品をご存知でしょうか?1995年にテレビで初めて登場して以来、絶大な人気で映画を含む様々なメディアで展開されている作品です。そんな「エヴァンゲリオン」の最新映画が2020年に公開されることが決まり、話題を呼んでいます。 エヴァンゲリオン新劇場版:qをネタバレ考察!あらすじと謎・伏線をまとめて解説.
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