轟焦凍 夢小説 完結
夢小説.Ⅱ|HERORANK. 僕のヒーローアカデミアの総合ランクです。. ヒロアカ夢小説. The novel "半分頭の彼が鬼殺隊員になる話" includes tags such as "鬼滅の刃", "轟焦凍" and more. プロヒーロー編 第一部. 落ちは三日月宗近とホークス!. 夢小説.Ⅲ 登録 30 SITE. 焦凍の血液型が 【不特定】pixivでBL要素のない面白い作品. キーワード:ヒロアカ, 轟焦凍 作者:竜胆 ID: novel/rin186406035 オールマイトの娘は毒使い10 [完結] ( 8.9点, 19回投票 ) 作成:2021/2/6 15:37 / 更新:2021/2/13 11:50 緑谷と恋人になりたいトガ成代/個性にかかる緑谷成代と轟(完)/緑谷成代と敵連合他. 果たして11月中に五章が書き上がるのかわからなくなってまいりました…!. デクのヒーローアカデミア 再履修!. 2020/06/21 - このピンは、Gyouzaさんが見つけました。あなたも Pinterest で自分だけのピンを見つけて保存しましょう! 夢小説.Ⅲ|HERORANK. 長編5本 (セクハラ女子、転生女子、物忘れ (? .先に生まれた双子の弟は姉の優しさを知った。後に生まれた双子の姉は弟の寂しさを知った。それぞれの10年間の思いが弾けて衝突を経た今、双子たちは再び同じ夢を目指して前へ進む_。 ≡ 1位 ≡. ・ツインズ・ウィル【轟焦凍】 ・ツインズ・メモリー【轟焦凍】 *前作の「ウィル」・「メモリー」では沢山のお気に入り登録や評価、ありがとうございました。一辺倒な感想で申し訳ございませんが、とても嬉しいです。これからも更新頑張ります。. 設定:轟凍夏: 2018年12月30日(日) 18:00 (改): 入学編 1:隣がぷりぷりしてた入学初日。 2018年11月25日(日) 00:00 (改) 2:二回カチンときた個性把握テスト。 2018年11月25日(日) 12:00 (改) 3:ふにふにもふもふと戦闘訓練。 2018年11月26日(月) 00:00 (改) 4:涙目(目薬)からの委員長決め。 作品のシリーズ一覧 [完結] 小 | 中 | 大 | | CSS . 【完結】 作: くろわっさん. 「そう。私もだよ焦凍」 「えへへっ。ギュー!」 ─────────── Attention オリキャラ多数 若干キャラ崩壊 年齢操作あり 執筆状態:続編あり (完結) 雄英敷地内、校舎から徒歩五分の築三日。ハイツアライアンス。ここが新しい俺たちの家だ。, 「無事集まれたのは先生もよ。会見を見たときはいなくなってしまうのかと思って悲しかったの。」, 「さて、これから寮について軽く説明するが、その前に一つ。当面は合宿で取る予定だった仮免取得に向けて動いていく。」, 「大事な話だ。いいか。轟、切島、緑谷、八百万、飯田、爆豪、蛙吹、この7人はあの日あの場所に、団扇救出に赴いた。」, クラスの皆の答えは沈黙だった。あの奇跡の一瞬のためにクラスの皆が動いてくれていたのかと思うと、心が暖かくなった。, 「その様子だと、行く事は皆把握していた訳だな。色々棚上げした上で言わせてもらうが、オールマイトの引退が無ければ耳郎、葉隠、団扇以外全員除籍処分にしてる。」, 「彼の引退によってしばらくは混乱が続く。敵(ヴィラン)連合の動きが読めない以上今雄英から人を追い出す訳にはいかないんだ。行った7人はもちろん止めなかった11人も、理由はどうあれ俺たちの信頼を裏切った事には変わりない。正規の手続きを踏み正規の活躍をして、信頼を取り戻してくれるとありがたい。以上!さっ!中に入るぞ元気に行こう。」, 「先生方がなんて言ったとしても、俺はあの日あの場所での皆の行動に救われた!だから何度でも言う!皆、ありがとう!」, 正気かコイツという皆の目が一発ギャグのハードルを上げてくるッ!だが負けるか、負けるものかッ!, 音楽を口ずさみながら草陰に体を隠して変化の術を使用、頭の下はエンデヴァー、頭の上は峰田のキメラへと変化する。, 皆の反応は失笑であった。空気的に爆笑はできないものの、ツボに入った人が何人かいたようだ。上鳴とか超笑い堪えてるし。よし、あの空気からこの結果は勝ちだ!, 変化を解除して思わずガッツポーズ。皆からは「お前、あのコラ画像コラじゃなかったのかよ!」と驚かれた。, 当然嘘である。が、三茶さんからオール・フォー・ワンの神秘性を高めてしまう恐れがあるので君の個性は突然変異という事にしてほしいと頼まれたのだ。なのでこの個性が奴に与えられた力だと知っているのはヒーローや警察の一部、後は箝口令の敷かれる前に話してしまった母さん含むうずまきさん一家と扉さんだけだ。, まぁ緑谷のような感のいい奴は気付くだろうがそこは気にしない。流石にそこまでは俺の管轄外だろう。, 「聞いた。俺を助ける為に高い暗視鏡買ってくれたんだろ?その代金だ。クラスのムードメーカーがそれだと皆が暗いままだぜ。」, ハハハと笑う声が皆に広がっていく。これで暗い空気は吹っ飛ばせただろう。道化に徹した甲斐はあるというものだ。ほとんど素だとかの声は聞かない事にする。, 「1棟1クラス、右が女子棟、左が男子棟と別れている。ただし一階は共同スペースだ。食堂や風呂、洗濯などはここで。」, 「部屋は2階から、1フロア男女4部屋の5階建て。一人一部屋、エアコン、トイレ、冷蔵庫、クローゼット付きの贅沢空間だ。」, 「部屋割りはこちらで決めた通り、各自事前に送って貰った荷物が部屋に入ってるから、とりあえず今日は部屋を作ってろ。明日また今後の動きを説明する。以上解散!」, 自分の部屋は4階の一番奥の部屋だ。お隣さんが爆豪という事でちょっと不安だが夜に馬鹿みたく騒ぐような奴ではないし大丈夫だろう。, 一階ラウンジにてのんびりテレビを見ていたら、エレベーターの音が聞こえた。振り返ってみるとそこには同じく部屋を作り終わったと思われる障子がいた。, 「俺も多分荷物は少ない方だよ。親父のお古のノートパソコンと服くらいしか持ってきたものはないからな、後MAXコーヒー。」, 「お前が顔色変えて走ってたのを見てな、手助けできるかと思って追ってきた。邪魔だったか?」, 「いいや、助かる。母さんの映った写真が風で飛ばされちまってな、今森を探しているところだ。」, 「それなら手分けして探そう。だが注意しろ、先程からなにかの機械音が多く聞こえている。」, 機械音といえば思い浮かぶのは一人の女生徒だ。まさかこんな入居1日目にてアイテムとトラブルを作っているわけないよなー。, 機械音の時点で展開していた写輪眼で、高速で飛んでくる拳程の大きさの機械を見切りキャッチする。, 「マグロさん!お久しぶりです!早速ですが私のベイビー達を回収するの手伝って下さい!」, いきなりのテンションについていけてないクール系(ガチ)の二人。状況が読めてなさそうなのでちょっと説明する。, 「こいつはサポート科の発目明、俺のコスチュームに使われてるアイテムの作成者だ。発明をベイビーと呼ぶ変人でもある。」, 「その程度ならお安い御用ですよ!さぁお2人さんもベイビー達を探すのを手伝って下さいな!」, 発目の目、障子の耳による索敵、焦凍の氷結による進路妨害、俺の身体能力での回収にてあっという間に飛び散ったアイテムの回収に成功した。そうして発目がアイテムの数を数えていると, 「大きさは大きな梅干し程度のもので、とても重いのが特徴です。捕まえた敵(ヴィラン)に重しをつけてはどうかと思い作ってみたベイビーです!以前マグロさんにテストをお願いしたアイテムでもありますね!」, 発目は山積みにされたアイテム達の中からよいしょとタイヤのついたボックスを取り出した。大きさはダンボールほどであった。, 「このベイビーは対巨大敵(ヴィラン)捕獲用のアイテムです。このボタンを押すとですね...小型のクレーンへと変形するのです!この状態で敵(ヴィラン)を認識するとですね...」, 「よし、障子。俺たちは手分けして写真と丸いのを探そう。焦凍は犠牲になったのだ...」, そして背を向けた瞬間に鳴るピー音、面倒になったからといってアイツから、発目明から目をそらすんじゃあ無かった!, 咄嗟にチャクラを足に集中させ全力で跳躍。だがあのネットは巨大敵(ヴィラン)捕獲用の巨大ネット、範囲が広すぎる!, 「無理ですね!コントロールを受け付けません!回路が壊れたのでしょう!分解するしかないですね!」, 分身を解いてみる。釣り上げられているネットの中のスペースは広くなったが抜け出す事はできそうにない。, 「あ、そうそうそのネットは動けば動くほど絡まるのでお気を付けて!私は工具を取ってきます!」, このクレーン動くのかぁと呑気に構えていたところ障子たちが血相を変えて「団扇!」と叫び始めた。, 「俺の事は気にしないで焦凍たちは写真の捜索を続けてくれ。あと、ついでに丸いのも。」, 「大丈夫大丈夫。どうせ今は動けないんだしのんびりこの吊り上げ式ハンモックを楽しむことにする。何事も経験だしな。」, その後、工具を持ってきた発目とパワーローダー先生の手によってクレーンは解体された。, パワーローダー先生は、「こんな事になるくらいならもう工房に置いていいよ。」と発目の発明を諦めたのだそうだ。, 何故伝聞形かというと、解体が終わり地面に降ろされるまでぐっすりと眠っていたからだ。, 「...すっげえ美人さん。焦凍の母さんだわこれ。今焦凍に連絡入れてみるわ、案外向こうが梅干し見つけてるかも知れないし。」, 「それでは、リアカーにベイビー達を積み込みます!手伝って下さいますね、マグロさん!」, その言葉に、焦凍は無言で返すだけだった。焦凍の父親への感情はまだ割り切れるものではないという事だろう。, 「大丈夫です!このグローブ型のベイビーにはパワーアシスト機能が付いていますので!」, 「あの程度なら割とよくあるんだよ、発目の発明は。今回は避けられなかった俺が悪い。」, 「ああ、写真を探す途中で資源ごみ置き場に新品の畳などが置かれているのを見つけたんだ。轟がそれを部屋に使いたいと言い出してな。」, 「よしわかった、なんちゃってクールトリオの次のミッションは焦凍の部屋の大改造だ!」, そんな会話をしながら、3人で一階へと向かう。そこには部屋を作り終わった連中がたむろしていた。, 「えー、まずは皆に感謝を。皆見たと思うが、雄英の記者会見で言われた通り、俺はヤクザの元で働いていた元敵(ヴィラン)だ。雄英の受験の際にバレて晴れて前科も付いている。」, 皆の空気が凍った。気を遣って言い出さないでくれた事に自分から踏み込んだのだから当然だ。だけど言葉を重ねる。この胸のありがとうを皆にしっかりと伝えるために。, 「あの報道があってから皆とはもう普通の関係に戻れないと思っていた。だけど、皆は今まで話題に出さないでくれた。今日も普通に接してくれた。そしてなにより、そんな元敵(ヴィラン)を助けにあの日あの場所に来てくれた。ありがとう、本当に皆には感謝している。」, 緑谷の思わず出した声が響く。俺の胸の中のありがとうが、少しでも皆に伝わったなら嬉しい。そう思った。, 「という訳で今日は思う存分食ってくれ!切島に渡したので足りない分は俺が持つ!でも貯金がそろそろ尽きそうなんで心持ち控えめで頼む!そういう訳で、乾杯!」, ちなみにお会計は5万円弱、ギリギリ切島に渡した分で足りました。バクバク肉を食べていくクラスの連中にやばいんじゃないかと冷や汗かいたのは内緒だ。. ≡ 1位 ≡. 画像数:16,167枚中 ⁄ 2ページ目 ヒロアカ. 夢小説.Ⅱ 登録 30 SITE. ぜひご登録ください. 雪と炎のシンフォニー 最終章. pixiv is an illustration community service where you can post and enjoy creative work. 他の轟君メインの小説 ・死神さんの幸福理論【轟焦凍】 ・コケたら後輩に懐かれた【轟焦凍】 ・眠気vs【轟焦凍】 ・執筆代行【轟焦凍】 執筆状態:続編あり (完結) 二次被害を受ける可哀想な心操君 混合夢小説1000users入り タグ編集してくださる方ありがとうございます、いつも楽しく眺めてい … 漸く焦凍くんが出せました。路地裏組が好きなんですよねえ。注意ご都合主義話の展開が急頭の中を空っぽにして読んでくださいね!いつもいいねやブクマ、スタンプやコメント大変励みになっております。ありがとうございます! 轟氏メイン時々デク 気まぐれ更新 轟氏がキャラ崩壊(予定) ヒロインが幼女←大事だから2回目 こんな感じです。よろしくお願いします! 【その他連載】 【mha】フェアリーテール【轟焦凍】 【轟焦凍】転生少女♂はこじらせ親子をどうにかしたい [IN4/OUT14] 絆.Symphony. 轟焦凍寄り原作沿い長編連載中 ... ≡28位≡ [in0/out17] 首途に花 裏短編メインの夢小説サイト。敵連合、爆豪、轟緑谷などなど雑多。相澤先生の養子になる長編 ... 飯田夢完結済みあり。男主。 《二人の英雄》、《ヒーローズ:ライジング》を掲載!. クロスオーバー ヒロアカ夢 轟焦凍 心操人使 オリ主 夢小説 待ってました!! 今回はあられもないキャラ改変の被害者その4、轟焦凍の話です。. 刀剣×ヒロアカ、妖精×ヒロアカの混合夢小説を掲載中!. プロヒーロー爆心地 × 轟焦凍の双子の妹. 成り代わり夢中心。. [IN6/OUT4] 大空に舞う桜の花弁. 轟がそれを部屋に使いたいと言い出してな。」 その今の焦凍らしい変な発想に思わず吹き出す。コイツ部屋を和室にする気なのかよ! 「よしわかった、なんちゃってクールトリオの次のミッションは焦凍の部屋の大改造だ!」 轟くんと爆豪くん推しのためだけの短編集【轟焦凍 爆豪勝己】 ( 9.9点, 151回投票 ) 作成:2020/2/29 8:42 / 更新:2020/5/30 20:35 来ましたヒロアカ短編集~! !」, 俺らの放った熱風は、緑谷が放ったであろう超暴風に呑み込まれ、遥か上空へと霧散させられる、その余波ですら今までの暴風の比では無いほど強力で、叩きつられた空気の圧によって俺は背後の氷壁ごと吹き飛ばされ、爆豪もその暴風を相殺出来ず紙切れのように宙を舞う。, ―――勝てなかったか……応援してくれてたのに、ごめんお母さん……これから謝るよ、今までの分まで。, ――――だって俺の、いや俺たち家族はやり直しのスタートラインに立てたんだから……また、一から始めよう、間違ってしまった道のり、そのやりなおしを…!. ヒロアカ夢 夢小説 夢アカ 轟焦凍 ヒロアカ夢小説100users入り 前哨戦書こうと思っているシーンのこと考えるとあと1、2話で完結かと思います。 お付き合いください。 キラキラアイあります。. ・轟焦凍と双子 ・無個性だけど特殊能力がある ・個性とか関係なしに視力や聴力が優れている ・水の個性を持っている ・主人公が同性愛者 ・女キャラとの恋愛物 ・主人公が電脳少女 ・主人公とは別に夢主がいる ・心の声が聞こえる個性を持っている [IN9/OUT11] 咲乱華. )女子、霊媒先生、不思議っ子男子)内1本完結済、中編2本 (無個性女子、轟姉) ≡ 2位 ≡. A large variety of work is uploaded, and user-organized contests are frequently held as well. 雄英体育祭最終種目のトーナメントバトル、そのラストを飾るのは学年最強と名高い男、緑谷出久との対決となった。お前には勝つぞ緑谷……お母さんの左の氷だけでお前を超えて、俺はクソ親父を完全否定してやる…!, 今更俺の過去に興味があるやつがいるとは思えないが、簡単に説明すると……ヒーローランキング万年二位のヒーロー“エンデヴァー”が、絶対王者で一位のオールマイトを超えるためにとった、倫理観の欠落したクソみてえな手段“個性婚”。それによって生まれた子供たちの唯一の完成品と称された“道具”、それが俺、轟 焦凍だ。, 幼い頃からオールマイトを超えるため、俺は厳しい仕打ちを受け続けていた。記憶の中のお母さんはいつも泣いていた、まだ幼かった俺はお母さんがクソ親父のせいで悲しんでいるということしかわからなかった。, ある日、お母さんは俺に「お前の左側が憎い」と言って、俺に煮え湯を浴びせた。それ以来お母さんは俺から引き離され病院へ長期入院。, 俺はお母さんを追い詰めたクソ親父を、お母さんの力だけで超えることを自分に誓い、強くなり続けた。, 中学までの俺は他人から見て、一言で言うなら“特別な存在”だった。No.2ヒーローエンデヴァーの息子で、成績は優秀、運動神経は抜群、将来を期待される優秀なヒーローの卵。俺は周りの評価なんて気にしていなかった、全ては親父を超えるため、自ら積み上げたものだったからだ。, そんな浮いた存在の俺に同級生は褒め称えたり、媚びへつらったり、よそよそしかったりと様々な扱いだったが、積極的に近付きたがる奴はいなくて、おおよそ友達と言えるものもいなかった。まあ気にしたこともなかったんだけどな。, 雄英高校に入ってからはその環境は変わっていった、個性的で自己主張の塊みたいなクラスメイトたち、そのお陰で俺は特別浮くこともなくクラスに馴染んだ。, でもヒーローを目指すヒーロー科なだけあって、やっぱりここでも俺はエンデヴァーの息子としてしか見られていなかった。只ひとりを除いて……, 緑谷出久―――入学初日の朝からクラスで騒ぎを起こしていた筋肉のすごいやつ。そいつは個性把握テストの準備の時間に俺の方へ歩いてきて。, あとからバレて騒がれるのも面倒だし自分から言ってしまおうと、気まぐれにそう思って返事をした。しかし緑谷の反応は――, ――それだけだった。No.2ヒーローの息子だということを、なんてことないように普通に挨拶をしてきた。, 「モチロン僕もエンデヴァーは知ってるし、ファンだよ!でも君は轟焦凍君でエンデヴァーじゃない、只の僕の同級生じゃないか!だから君に言うのはこれからよろしくねってことだけさ!」, そう言って俺に握手してきた。こいつは俺を特別視しない、エンデヴァーの息子として見ていない。なんだかそれが少し嬉しかった、こんなやつとなら友達になれるかもしれない。その時はそう思っていた……, そして行われた個性把握テスト、そこで俺が見たのは緑谷の圧倒的で規格外の力だった。「スマッシュ!」という特徴的な掛け声と相まって、俺には緑谷がオールマイトみたいに見えた。, あいつは俺をあ(・)え(・)て(・)特別視しなかったんじゃない、自分が規格外で特別を超えた“なにか”だから、俺を特別視する必要がなかっただけってわけだ……勝手に膨らませた希望が弾けていった。あいつとは友達になんてなれねえ…あれは超えるべき壁のひとつだ…!, それから様々な訓練があったが、俺は緑谷を超えることが出来なかった。そして緑谷の言動や行動の節々から見えるオールマイト染みたもの、俺はあいつがオールマイトの隠し子なんじゃないかと考えたが、緑谷の幼なじみだという爆豪によってそれは否定された。, だがあいつは俺と同じ、トップヒーローになにかを託されたものだということだけは間違いないだろうと思った…, USJにヴィランが襲撃してきた際に直に感じた、緑谷とオールマイトの本気の力。俺はそれに気圧された、親父はこんな化け物を超えるために抗い続けてきたのか……やっぱり親父はイカれてやがると、あらためて感じた……, クラスのやつらの話を聞くと、どうやら緑谷はオールマイトの弟子だという。関係性がはっきりしたところでやることは変わらねえ、俺は右の力(お母さんの氷)だけで緑谷を超えてトップになるだけだ。そう決意して雄英体育祭に挑む。, 雄英体育祭の一週間前の夜、傷だらけの親父が話しかけてきた。内容は緑谷を知っているかというものだった、俺が「オールマイトの弟子であるということ以外知らない」とだけ伝えると、一言「そうか…」と言って去っていった。, 意味がわからず俺はイラつく、何故親父の口から緑谷の名前が?オールマイト弟子の噂を聞いたのか…?, 開会式前に緑谷を意識してじっと見ていると、あいつは俺に話し掛けてきて、全力で頑張れと言ってきた。俺は「お前には勝つぞ」と言おうとしたが、USJでのあの威圧感を思いだして言えなかった。俺はあいつを畏れているのか…?, 第一種目の障害物競争、俺は適度に周りの妨害をしつつ、堅実に一位を獲る走りをしていた。しかし最後の最後で緑谷が猛追してきて、地雷原に叩きつけられた。後で聞いた話だと、俺の妨害したやつらは悉く緑谷によって助けられたらしい…別に文句を言うわけじゃないが、緑谷の行動が妙にイラつく…, 第二種目の騎馬戦、中盤で緑谷と対峙した俺は、直接向けられたあの威圧感に思わず、左を使いそうになった。それらしい理由をつけて、その場から離れたものの緑谷には勝てないかもしれないと少しでも思ってしまった自分が許せなかった。苛立ちが俺のなかで積もっていく……, そして最後のあの大暴れだ、すべてを呑み込む暴風、俺は氷でしがみついたものの成す術もなく、振り回されてしまった。, なんとか最終種目には勝ち残れたが、緑谷への畏れと苛立ちだけは消えないどころか増え続ける一方だった。, トーナメントの組み合わせが発表され、緑谷が決勝戦まで出てこないということに、俺は安心してしまった。そんな自分が情けなくなり、またも苛立つ。もうこのときの俺は冷静さを欠いていた……, 「ひどい醜態だな、焦凍。いい加減子供染みた反抗は辞めて、左の力を使え。そうすれば―――」, 「それではオールマイトの弟子に……緑谷出久には敵わない。お前だってわかっているんだろう?」, 「―――ッ!!!黙れ!俺は俺のやり方でてめえを超えてみせる、緑谷にだって勝ってみせる!!失せろ!!」, 親父から突き付けられた客観的事実が俺の心を掻き乱す、感情のままに叫び散らし、その場を後にしようと歩き始める。, 当たり前のような親子の会話、それさえもいまの俺にはイラつく原因でしかなかった。その言葉を無視して俺はその場を去った。, 感情に苛まれながら、ふと自分の姿の映る窓ガラスを見る。そこに映る怒りに満ちた自分の眼は、クソ親父のそれと全く同じものだった―――, 叫びながら窓ガラスを右手で殴って、叩き割る。俺はあんな親父みたいになりたくなくて、お母さんの力だけで戦うと決めたのに……俺が成れたのは親父と同じものなのかよ……, そのまま苛立ちを抱えてトーナメントを戦い抜く、瀬呂は会場ごと凍らせてしまう、障子には本気の殺気をぶつけてしまう。相澤先生に叱られ、少し冷静さを取り戻して余計な被害もなく飯田を倒した。, だが準決勝の爆豪戦、爆豪が口にした緑谷の名前に俺はまた冷静さを失う、その結果がダブル場外での引き分け。試合が終わっても苛立ちは消えず、爆豪と言い合いになる……, 俺は解説席から飛び出して待ったをかけた緑谷を睨み付ける、この行き場のない感情を容赦なく視線に込めてぶつけた。, 大胆不敵な緑谷の言葉、だが俺にはひとりだろうと二人だろうとどうでもよかった。お母さんの力で緑谷を倒し、親父を見返す、もうそれ以外のことは考えられないほど、俺の心は掻き乱れ、ぐちゃぐちゃになっていた―――, ――――しかし、そんなことが夢物語だと思い知らされたのは試合開始からたった数分後だった。, 爆豪が吠えながら爆破を放つ、緑谷はそれを大回りで避けてそのまま爆豪の足を払って転がす。, 速すぎる…!屋内戦闘訓練の時の比じゃないスピード。あのときはあれでも建物を壊さないようにセーブしていやがったのか…!化け物め……, 邪魔な位置にいる爆豪を退かしてから、地面を凍らせて緑谷を包んでみても、あいつは俺の氷結をスナック感覚でポキポキとへし折り、何ごともないかのように動き出す。, くっそ!氷が、お母さんの力がまるで通用しねえ…!規模を大きくしても腕を振るわれて氷壁を破壊されちまうし…背後に氷壁を張ってなかったら何回場外になってるかわからねえ…!どうする?どうすればあの化け物を止められんだ…!!, 「君自身耐えられる冷気に限度があるんだろ…?でもそれって左の力を使えば解決できるんじゃないのか…?」, 緑谷は片手で爆豪のラッシュを捌きながら、俺に話しかけてくる、俺の許容限界を見抜いているようだ。自分でもわかってんだよそんなことは!でも―――, 俺が足から伸ばした氷壁を砕いている隙に、爆豪が緑谷の顔面に爆破を食らわせ、その言葉を遮った。しかし緑谷は怯むことなく爆豪の右手と右足を掴む。, そして爆豪を上空高くへとぶん投げる、あっという間に爆豪の姿が見えなくなってしまった。馬鹿力ってレベルじゃねえぞ!というか爆豪のやつ、死ぬんじゃないだろうな…!, 気が付くと緑谷は目の前にいて、俺の腹に拳をいれていた。立て続けに左右のパンチが伸びてきて、俺はブッ飛ばされる。, 緑谷は吹き飛ぶ俺の足を掴んで、会場の真ん中へと投げ飛ばす。俺は地面を転がり、踞ってしまう。, 俺は倒れながらも地面に氷を走らせる、しかし緑谷は腕を軽く振るってそれを粉々に砕いた。, 「勝って、将来の目標に近付くために!みんな全力で!!“ヒーロー”に成るために!!!」, 「いつだって全力で誰かを助けに行ける人を、ヒーローって呼ぶんだよ!半分の力で助けてやろうなんて、ふざけんな!ヴィランを倒せればヒーローだなんて思ってんじゃないだろうな!?君はなんに成りたいんだよ!!?」, 緑谷の叫びが響く、忘れかけていた俺の成りたかったもの、お母さんとの思い出、少しずつ甦ってくる記憶。, 「だから全(・)力(・)でかかって来い!!使えよ!その左(・)の(・)力(・)を!!」, ―――左の力、その言葉を聞いた途端、俺の頭の中をクソ親父への怒りの炎が焼き尽くす。, 俺からお母さんを奪ったあのクソ親父…!あんなやつの力なんかに俺は頼らねえ……俺はお母さんの力で……あいつを超えるんだ…!, 俺は燃え盛る怒りの炎をその視線に込めて緑谷を睨み付ける、俺の発する冷気で周りの空気がパキパキと音を立て凍り付いていく。そして緑谷の顔が曇った…そんな顔が見たかったんだよ…!, 「君の!力じゃないか!!右の氷も左の炎も、どっちも君の力だ!それに左の力がエンデヴァーのヘルフレイムだっていうなら――――僕が確かめてやる…!使ってこいよ…君の炎を…!!」, なにをいってるんだこいつは…左の力が俺の力?そんなはずない、これは親父の力だ。それを確かめる…?, 「お前は親父の炎を知ってんのか!?あの炎を食らったことがあるっていってんのかよ?そんなはず――」, 「あるよ、だから使ってこいよ。エンデヴァーの力は本物だ…君だってわかってるんだろ?エンデヴァーの本質が何なのかって」, 緑谷は親父の炎をその身で味わったという、俺だって親父の力が本物で強力なことは理解してる……でもその先は認めたくない…!, 話すのを止めない緑谷を黙らすために、俺は巨大な氷壁を作り出して、緑谷を覆う。くっそ、許容限界ギリギリまで力つかっちまった……身体が芯から震える、それでもその先を聞きたくなかったんだ…, 「……確かにエンデヴァーは家庭ではダメな人だったかもしれない…君の味わった苦痛も苦悩も僕には計り知れない……簡単にわかるだなんていえないよ。でも人は変われるんだ!あの人はそのために歩き始めたんだよ!だから君も向き合わなきゃ駄目だ!!」, 目の前の氷壁に亀裂が走り、そして砕け散る、中からはほとんど無傷の緑谷が出てきた。そして俺に語りかけてくる、後半はなにを言っているかわからねえ……, 「君らの話さ!いい加減認めろよ、君のお父さんがなんなのか、君が何に成りたくてここに立っているのかをっ!」, わかってんだよ……あのクソ親父がヒーローだってことぐらい……だから俺はヒーローに成りたくなくて……それでも―――, 『でも、ヒーローにはなりたいんでしょう?いいのよ、おまえは――強く想う将来(ビジョン)があるなら――――』, 俺はよろよろと立ち上がり、喚く親父を睨み付けるため観客席に目をやる、しかしそこに見えた光景に言葉を失った。, 俺の理解を超える光景に頭の中がぐちゃぐちゃになる、いろんな感情がごちゃ混ぜになってなにも考えられない。, 本来なら会場の喧騒に呑まれて聞こえない筈の、お母さんのちいさな声、でも俺にはお母さん声援が確かに聞こえた…, 瞬間、頭の中が真っ白になり、俺の左側から炎が吹き出す。燃え盛る炎の熱で、身体の震えが止まった。, 「緑谷……おまえがなにをしたのかも、これから俺はどうしていけばいいのかも、今はわからねえ……でも、お前を全力で倒す!―――俺だって、ヒーローに…!!」, 俺は緑谷と再び対峙する、今度は親父とお母さんから授かった俺の力を携えて、俺の持ちうる全力で挑む…!, 上空から爆豪が必殺技を放ちながら落ちてくる、緑谷はそれに対抗するため、アッパーを放ち暴風を生み出す。爆破と暴風、2つの衝撃が打ち消しあい、辺りには激しい風が巻き起こりすべてをふきとばさんとする。俺は吹き飛ばないように、姿勢を低くして耐えた。, 緑谷と爆豪があんな衝突の直後だというのに、普通に会話をしている。なんなんだこいつら……, 俺と爆豪は二人で全力で緑谷に挑む、俺の氷が足を奪い、爆破と炎がその身体を襲う。冷気と熱気と爆風の嵐の中、緑谷はそれら全てを正面から捩じ伏せた。二人がかりで全力でもまるで敵わないってのか…!, 俺は全力で氷の力を使い、会場を覆い尽くす巨大な氷塊を作り出して、緑谷を閉じ込める。これで封殺出きるような相手ではないのはわかっている。, 氷の中から楽しそうな緑谷の声が聞こえる、この状況で笑っていやがるのか…!だが、俺も爆豪も気が付けば頬の端を吊り上げながら戦っていた。, 左の力を全開で使って、砕けた氷を全て溶かし、さらに蒸発させる。冷えた空気が熱で膨張し、氷が水蒸気となりその体積を爆発的に増したことで、何者をも吹き飛ばす熱風が辺りに吹き荒れる。自爆同然の範囲攻撃、しかし今の俺はひとりじゃない――, 爆豪の全力の爆破が俺らに向かう熱風を相殺し、緑谷のだけがその熱風に呑み込まれ吹き飛ばされる――――, 「―――1(・)0(・)0(・)%(・)!…DETROIT・SMAASH!!!
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