インテル 決算 いつ
今回の決算では、2023年には7nm半導体を自社生産して販売できるという見通しを次期ceoが話していましたが、2023年になった頃にライバル(amdやtsmc)もさらに先に進んでいると思われるので、相変わらずインテルが苦しい状況は数年続きそうです。 [21日 ロイター] - 米半導体大手インテルは21日、第1・四半期決算が利益と売上高ともに市場予想を上回るとの見通しを示した。 ●失敗1:高配当利回り7%超えの超高配当銘柄を購入したが、いつのまにか株価が下落!●失敗2:黒字でもうかっているはずな…, ●[0]そもそも配当とは?●[1]高配当銘柄とは?●[2]高配当銘柄の魅力とは?●[3]高配当銘柄の探し方-日本株編●…, ●日経平均3万円はバブルか?●20世紀の終わり、バブルとバブル崩壊を経験した日本株●「失われた20年」…, ●6つのテーマから、金相場の“新常識”を考える●“高値維持”、“ジグザグ”、“低位から反発”、積立はど…, ●米金利上昇を嫌気して、グロース株の下落が続いている●三大割安株は金融・資源・製造●この下落局面は、バ…, ●アプライド マテリアルズの2021年10月期1Qは、24.0%増収、23.1%営業増益。半導体製造装…, アメリカ半導体関連企業の決算レポート:アプライド マテリアルズ(半導体設備投資ブームの中で業績好調が続く)、シノプシス(微細化の進展に伴って半導体設計用ソフトが伸びる), アメリカ大手半導体デバイスメーカーの2020年10-12月期決算―インテルの逆襲(?)とAMD、エヌビディアのCPU戦略―, アメリカ大手IT企業の2020年10-12月期決算レポート:アップル(業績好調)、アマゾン・ドット・コム(ネット通販の成長力が依然として高い)、マイクロソフト(クラウドサービスが高成長中), 楽天証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者. 20/10/01. 2021/2/26 アメリカ大手半導体デバイスメーカーの2020年10-12月期決算―インテルの逆襲(? )とAMD、エヌビディアのCPU戦略― 今中 能夫 ・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。 (米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。) ・対象銘柄について:s&p500の採用銘柄のうち、当社取扱い銘柄等約500銘柄の決算スケジュールを掲載しております。 ランキング. マーケットでは日本をはじめとする世界の株価、チャート、為替、指数、金利のほか、いま投資家に人気の銘柄をご紹介するランキングも配信しています。また経済イベントや企業の決算発表スケジュール、レポート、ニュースなど初心者にも分かりやすい投資情報を掲載しています。 インテル(ティッカーシンボル:intc)は7月23日(木)引け後に決算発表します。 4月に発表された同社の第1四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.27ドルに対し1.45ドル、売上高が予想186.5億ドルに対し198.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+23.5%でした。 出来高上位銘柄. JavaScriptが無効の為、一部のコンテンツをご利用いただけません。JavaScriptの設定を有効にしてからご利用いただきますようお願いいたします。(設定方法), アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(ティッカーシンボルはAMD。NASDAQ上場)はアメリカの大手半導体メーカーです。インテル互換のパソコン用、サーバー用CPUとGPU(グラフィックプロセッサー)を開発、販売しています。また、家庭用ゲーム機用CPU、GPUも生産しており、ソニーのプレイステーション5用、マイクロソフトの新型Xbox(Xbox seriesX/S)用のCPU、GPUを開発、販売しています。, AMDは元々は自社で半導体生産を行っていましたが(IDM(Integrated Device Manufacturer))、2009年に生産部門を分社化し、ファブレスとなりました。生産部門はグローバルファウンドリーズとなり、現在世界第3位の半導体受託生産業者です。ただし、グローバルファウンドリーズは10ナノ以降の微細化には成功していないため、今人気の7ナノCPU、GPUについては、AMDはTSMCに生産委託しています。そして、TSMCへ生産委託したことによって、最先端の7ナノCPU、GPU(パソコン用CPUのRyzen、データセンター・サーバー用CPUのEPYC、パソコン、ゲーム機用GPUのRADEON、データセンター・サーバー用GPUのRADEON・INSTINCTの上位機種が7ナノのデザインルールで生産されている)の大量生産が可能となりました。このことは、AMDの業績に大きく貢献していると思われます。, インテルに対する競争力について見ると、Ryzen、EPYC、RADEON、RADEON・INSTINCTのいずれもが基本性能が高いことが特長です(特にパソコン用CPUのRyzenの性能が高いと言われている)。またパソコン用CPUの場合、インテルのCore iシリーズはマザーボードにある程度高い価格のものを選ばなければ十分な性能が出ないと言われていますが、Ryzenの場合は安いマザーボードでも十分性能がでると言われており、コストパフォーマンスの高さも特長になっています(マザーボードはCPU、GPU、各種の周辺半導体を一緒に搭載した基板)。, AMDの2020年12月期3Q(2020年7-9月期)は、売上高28億100万ドル(前年比5.4%増)、営業利益4億4,900万ドル(同2.4倍)となりました。, コンピューティング&グラフィックス事業が、売上高16億6,700万ドル(前年比30.6%増)、営業利益3億8,400万ドル(同2.1倍)となりました。パソコン用CPU「Ryzen」シリーズが大きく伸びたもようです。データセンター・サーバー用CPU「EPYC」シリーズがこれに続き好調でした。, また、エンタープライズ、組み込み、セミカスタム事業は、売上高11億3,400万ドル(同2.2倍)、営業利益1億4,100万ドル(同2.3倍)と大きく伸びました。PS5向け、新型Xbox向けCPU、GPUの生産販売が始まったためと思われます。PS5のCPUは「x86-64-AMD Ryzen“Zen 2”」(AMDの⾼速CPU「Ryzen」のカスタマイズ)、GPUは「AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine」(AMDの⾼性能GPUのカスタマイズ)です。Xbox seriesX/SのCPU、GPUもAMDの7ナノCPU、GPUのカスタマイズで、いずれもTSMCの7ナノラインで⽣産されています。, 会社側ガイダンスによれば、今4Q(2020年10-12月期)売上高は約30億ドル(前年比41.0%増)となる見通しです。利益のガイダンスはありません。今年11月発売の新型CPU「Ryzen5000」シリーズの寄与、データセンター・サーバー用CPU「EPYC」の伸びが引き続き期待できることに加え、新型ゲーム機向けCPU、GPUの本格生産、販売も期待できます。, 楽天証券では、新型ゲーム機向けCPU、GPUの成長に期待できると考えているため、今4Q業績を売上高32億ドル(前年比50.4%増)、営業利益6億2,000万ドル(同78.2%増)、2020年12月期通期を売上高97億ドル(同44.1%増)、営業利益14億2,000万ドル(同2.3倍)と予想します。, 来期2021年12月期も高率の成長が期待できると思われます。Ryzenシリーズはすでにインテルのパソコン用CPU「Core i」 シリーズの市場を侵食していますが、この動きが加速する可能性があり、同じ動きがデータセンター・サーバー用CPUでも起こる可能性があります。また、新型ゲーム機用CPU、GPUの出荷が本格的な成長期に入ると思われます。, このような見方から、楽天証券ではAMDの2021年12月期通期を売上高150億ドル(同54.6%増)、営業利益27億ドル(同90.1%増)と予想します。, なお、AMDは10月27日付けで、アメリカの半導体メーカー、ザイリンクスを株式交換により350億ドル(約3兆6,600億円)相当で買収することに合意したと発表しました。この買収では、ザイリンクスの株主は1株につきAMD株1.7234株を受け取り、買収後のAMDの株式の74%をAMDの株主が、26%をザイリンクスの株主が持つことになります。, ザイリンクスはFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ。プログラムの書き換えができるロジック半導体)の大手で、通信、データセンター、自動車などに幅広く顧客を持っています。AMDは新しい市場を手に入れるとともに、今はアクセスしていない自動車や、アクセスが十分でない通信分野に事業を拡大することが出来ます。, ザイリンクスの業績を見ると、2020年3月期は売上高31億6,300万ドル(同3.4%増)、営業利益7億9,200万ドル(同17.2%減)、当期純利益7億9,300万ドル(同10.9%減)となっています。買収後はAMDの成長に対して一定の寄与があると思われます。, 買収完了は2021年末までが目途となります。そのため、上記の2021年12月期楽天証券業績予想には反映していません。, 今後6~12カ月間の目標株価を、110ドルとします。楽天証券の2021年12月期予想EPS1.93ドルに対して、想定PER50~60倍を当てはめました。来期営業増益率が楽天証券予想では90%と今期に続き高率で、成長性が高いことを評価しました。中長期で投資妙味を感じます。, 本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 詳細こちら >>, 配信:記事配信時 随時facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります, 本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。, ●AMDの2020年12月期3Qは、営業利益2.4倍。パソコン向けCPUが好調。今後はサーバー向けCPUと新型ゲーム機向けCPU、GPUにも期待出来よう。今後6~12カ月間の目標株価を110ドルとする。投資妙味を感じる。. すでに報じられてからそれなりの時間が経過しているが、Intelが23日の第2四半期決算発表で、CPUの7nmの製造プロセスへの移行について遅れが生じていると発表した。製造時の歩留まりに課題が出ており、社内目標で12か月程度、製品化スケジュールでは約6か月の遅れが見られるという。 fcインテルナツィオナーレ・ミラノs.p.a.株主総会が2019-20年度決算を承認 COVID-19パンデミックの影響による通常とは異なる状況下で、クラブの経済的・財政的な安定を示す連結利益 ― 今季に繰延べされた収入を除く― が承認された。 海外株式決算カレンダー. [21日 ロイター] - 米半導体大手インテルは21日、第1・四半期決算が利益と売上高ともに市場予想を上回るとの見通しを示した。新型コロナウイルス流行に伴い家で過ごす生活へのシフトが進む中、パソコンやサーバー向け半導体需要が堅調な状況が続くと見込む。 ニュース. 決算・経済カレンダー. 中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスは、これまでに患者数が1200人を超え、死者も41人に上っています。そのため、世界の投資家は、この新型肺炎が世界経済に与える影響を懸念しています。 米国市場も、週間ベースでダウ工業株価平均指数(NYダウ)が-1.2%、ナスダック総合指数が-0.8%、S&P500指数が-1%下落しました。この下落幅は、去年の8月以来で最大でした。 元町共同配送センターを開設しました。 20/10/01. 年度末大決算セール ... 台数限定 500台!いつも持ち歩くモバイルPCを、自席では拡張して使いこなす!Thunderbolt3対応USB-C ドッキングステーションのキャンペーンです。 ... インテル® Core™ i7プロ … セリエAのリーグ優勝をすることをしばしば「スクデットを取る」という。「スクデット」(scudetto)とはイタリア語で「小さな盾」(盾…scudo + 縮小辞 etto)を意味し、優勝クラブは翌シーズン、ユニフォームの胸にイタリア国旗のトリコローレを示した盾型のエンブレムを縫い付け戦うこ … 加えて、インテルの10月の決算では、注目のデータセンターが予想を下回るという…なんともフォローできない状況です。 そんなインテルはさておき、個人的にも大好きなエヌビディアの決算について、半導体の専門知識zeroでお伝えしたいと思います。 決算速報・目標株価・過去の実績 【2021年1月21日発表 10-12月期決算】 純利益は前年15%減の58.6億ドル。 1株利益は1.52ドルで、市場予想の1.1ドルよりも強い。 売上は1.1%減の200億ドルで市場予想の175億ドルより強い。 Copyright© 1999-2021 Rakuten Securities, Inc. All Rights Reserved. 新座輸送センターを開設しました。 20/02/01 経済カレンダー . インテルはその豊富な資金力を背景にインテル キャピタル (Intel Capital)の名称でベンチャーキャピタル活動も行っており、日本企業に限っても過去に以下のような企業に出資している。 エルピーダメモリ; 日本通信; トリケミカル研究所 インテルの決算発表でTSMCの株価上昇! TSMCに投資している私にはうれしい発表です! インテルが決算で7nmプロセスの開発の遅延を発表しました。 ちなみにライバルとなるAMDは7nmプロセスのCPUの販売を開始しています。 インテル(ティッカーシンボル:intc)は10月24日(木)引け後に決算発表します。 コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.24ドル、売上高が180.7億ドルです。 Copyright© 1999-2021 Rakuten Securities, Inc. All Rights Reserved. 値上がり・値下がり. インテル、第4四半期決算は予想超え 外部委託拡大を明言せず 2/2 [21日 ロイター] - 米半導体大手インテルは21日、第1・四半期決算が利益と売上高ともに市場予想を上回るとの見通しを示した。 信用買い残 増加. フロンティアはbtoパソコンがお得に手に入ると人気のメーカーです。 今回はフロンティアのセール時期や、いつが買い時なのか、過去の情報をもとに考察しました。 現在おこなわれている最新のセールについても記載しているのでぜひ参考にしてください。 米国株式銘柄のインテル(Intel Corporation)株価&チャート情報、関連ニュースをいち早く配信。 Money Box. 指数・指標. 決算・経済カレンダー. JavaScriptが無効の為、一部のコンテンツをご利用いただけません。JavaScriptの設定を有効にしてからご利用いただきますようお願いいたします。(設定方法), 本レポートに掲載した銘柄:インテル(INTC、NASDAQ)、アドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD、NASDAQ)、エヌビディア(NVDA、NASDAQ), 半導体ブームが加速しています。前回の半導体ブームは2018年10月に一旦ピークを付け下降トレンドに入りましたが、2019年4月には早くも底打ちし、回復過程に入りました(グラフ1)。ここから今回の新しい半導体サイクルが始まりました。ロジック半導体の需要がスマートフォン中心に強く、谷間の底が浅いことが今回の半導体サイクルの特徴です。新型コロナ禍によって各国で不況が到来しても、テレワーク、在宅学習や5Gスマホの普及によって、5Gスマホ、高性能パソコン、データセンターサーバー用の高性能半導体の需要が順調に増えています。, また、2020年後半から中国中心に景気回復の動きが出てくると、自動車生産回復に伴って自動車向け半導体の需要が急回復するなど、汎用半導体の需要も回復中です。先端、汎用の両方で半導体需要が回復しており、自動車向けなどで半導体の品不足も目立ち始めました。, グラフ2は世界最大の半導体受託生産業者(ファウンドリ)、TSMCの月次売上高の推移を見たものです。2021年1月は前年比22.2%増と好調でした。2020年9月15日以降西側から中国ファーウェイ向けに半導体輸出ができなくなりましたが、その前の駆け込み需要があった2020年9月がTSMCの過去最高の売上高でした。TSMCは今、その水準に近付いています。, またグラフ3は、TSMCのテクノロジー別(微細化レベル別)売上高の推移を見たものです。2020年10-12月期のTSMCの売上高の49%が7ナノ、5ナノの最先端ラインであり、51%が16ナノ、28ナノの準先端ラインとそれ以外の汎用ラインです。各分野で半導体需給のひっ迫が起きていますが、このためTSMCでは先端から汎用まで全ての生産ラインで顧客によるラインの取り合いが起きているもようです。, このような半導体需給のひっ迫に対応して、TSMCでは2021年の設備投資を250~280億ドル(前年比45.0~62.4%増)としました。ロジック半導体だけの設備投資としては前代未聞の巨額投資になります。この投資は2021年4-6月期以降、生産能力増強に結び付くと思われます。, このような中で、大手半導体デバイスメーカーを取り巻く環境に変化が起きています。その一つがアップルです。, もともとアップルは、最先端半導体の大口需要家です。TSMCが生産する最先端のスマートフォン用チップセット(CPU、GPUなどの主要半導体を一つの基板の上にまとめたもの)は最初に新型iPhoneに搭載されることになっています。昨年2020年10~11月に発売された「iPhone12」シリーズには最先端の5ナノチップセットが搭載されました。これがiPhoneの性能向上に大きく寄与しています。そして、5G対応のiPhone12シリーズは好調な出足となり、2020年10-12月期のiPhone出荷台数は過去最高となりました。このことは5Gスマホ間の競争を引き起こしており、半導体需要の増加の要因の一つになっています。, 2020年にはもう一つの大きなインパクトがありました。アップルが昨年11月発売のMacPcに最先端の5ナノSoC(一つのシリコン基板にCPU、GPUと周辺半導体をまとめて構築したもの)「M1」を搭載して発売したのです。それも、最低価格10万4,800円の「MacBook Air」に搭載しました。これが大変な反響を呼びました。もともとアップルのMacはテレワークと在宅学習の普及によって出荷台数が増加していましたが、2020年10-12月期にはさらに加速し、調査会社のIDCによれば2020年10-12月期のアップルのパソコン出荷台数は734.9万台(前年比49.2%増)と過去最高を記録しました。, アップルは今後2年間かけて上位機種に「M1」を搭載していく計画です。アップルは2020年暦年のパソコン出荷台数2,310万台(前年比29.1%増)、市場シェア7.6%で4位の準大手クラスのパソコンメーカーであり、もともとはクリエーター、デザイナー、研究者などの専門職の人達がMacの主なユーザーです。また、WindowsOSとMacOSとの間には「OSの壁」があります。しかし、アップルによれば2020年10-12月期のMac購入者の半分が新規ユーザーでした。「M1」の魅力がOSの壁を乗り越えたとも言えますし、Windows=Mac間でのデータ互換が可能になっているため、OSの壁がすでに低くなっていたとも言えます。, このように見ると、「M1」を上位機種に装着するにつれて、アップルのパソコン市場における存在感が増大する可能性があります。, 「M1」の台頭は、インテル、AMD、エヌビディアの3社にとって脅威です。Macは「M1」搭載機種以外はインテルのCPUのみ、あるいはインテルのCPUとAMDのGPUを搭載しているため、「M1」搭載機種が増えることによってインテルとAMDは重要な顧客を失うだけでなく、大きな競争相手が生まれることになります。エヌビディアにとっては、「M1」がエヌビディアが買収する予定のアームのアーキテクチャーを使っているため、アームの買収が完了すればアップルは顧客にはなりますが、GPUでは競合することになります。, この「M1」は、パソコン用CPUの世界に大きなインパクトを与えつつあると思われます。, 過去数年間、パソコン用CPUの世界は、インテルが2019年に10ナノラインを構築したものの技術力の不足から生産能力の拡大に手間取り、7ナノへの進出は2年遅れの2022~23年になると2020年7月に発表するなど、インテルの不首尾が目立つ展開でした。, これに対して、TSMCに先端半導体である7ナノCPU、GPUの生産を委託し量産体制を確立したAMDが家庭用、業務用の両パソコン市場でインテルのシェアを侵食していきました。もともと1桁台だったAMD製CPU(サーバー用を含む)の市場シェアは2019年10-12月期に15.1%(インテルは84.9%)、2020年7-9月期22.4%とシェアを伸ばしてきました。ただし、インテルも10ナノ増強には注力しているため、2020年10-12月期のAMDのシェアは21.7%とやや低下しています。インテルも全く手をこまねいているわけではないのです。, 昨年7月にインテルが7ナノ半導体の生産開始時期を延期すると発表してから、そして同じ時期にインテルが生産の外部委託を検討すると発表してから、インテルが先端半導体をTSMCに生産委託するのではないかという報道がなされるようになりました。今年1月には調査会社のTrendForceが、インテルがTSMCに対して2022年下期から3ナノCPUの生産委託を開始するとレポートしました。, その要旨は、インテルはCPU以外のチップの製造の15~20%程度をTSMC、UMCなどに委託しています。インテルはTSMCへの委託をさらに拡大し、2021年下半期にはエントリーレベルの「Core i3」シリーズの製造をTSMCの5nmプロセスでスタートし、2022年下半期にはミドルレンジとハイエンドCPUの製造を3nmプロセスでスタートするだろうというものです。, インテルが先端半導体の生産をTSMCに委託するという観測について、インテル側はIDM(Integrated Device Manufacturer。半導体の開発、設計、生産、マーケティング、販売を通貫して行う半導体メーカー)というビジネスモデルを続けるとしていますが、TSMCへの委託をいずれ始めるという観測は消えません。なぜなら、10ナノまで、あるいは今開発中の7ナノまでを自社生産して、5ナノからはTSMCに委託するのがインテルにとって最適解だからです。2022年にTSMCに生産委託して3ナノCPUの量産を行えば、今後急速にシェアを伸ばすであろうMacとこれまでシェアを奪われてきたAMDに十分対抗することができると思われます。インテルは今もAMDの6倍の年間売上高を持つ半導体のジャイアントであることに変わりはありません。問題は勢いを取り戻せるかどうかなのです。, インテルが実際にTSMCに先端半導体を生産委託する、あるいはその可能性がある場合は、AMDは7ナノから5ナノへの移行を早めるしかありません。AMDの計画では2022年に5ナノCPUを投入することになっていますが、これを早めるか少なくとも予定通りに生産、販売するしかありません。また、パソコン用CPU、GPUだけでなく、サーバー用CPU、ゲーム機用CPU、GPUへこれまでよりも注力する必要があると思われます。, ただし、AMDにとってリスクになるのは今回のような半導体不足です。AMDのような様々な半導体ファブレスメーカーが一斉にTSMCに生産を委託し発注した結果、今回のような半導体不足が起こりました。これに対してインテルは、滞ってはいますが、自前の生産設備の増強で半導体不足に対応することができます。工場を持たないファブレス+ファウンドリのビジネスモデルが、必ずしも万全なものではないことがはっきりしてきました。, エヌビディアにとっても、インテルが勢いを取り戻すことは脅威となります。インテルのGPUは従来はCPUに内蔵されたものであり高い性能のものではありませんでしたが、単体のGPUの開発も進めています。また、現在進行中のアーム買収によって、エヌビディアはパソコン用、サーバー用CPUへの足掛かりを得ることができますが、復活したインテルはそこで重要な競争相手になります。, インテル、AMD、エヌビディアにとって重要なのは、新型コロナ禍の中でパソコン市場が回復していることです。新型コロナ禍がワクチンによってある程度克服される過程に入ったとしても、仕事の効率化のために高性能パソコンの需要は堅調に推移すると予想されます。パソコンの中身の高度化も進むと予想されます。従って、インテル、AMD、エヌビディアとアップルの戦いは、パソコン市場を拡大し、この4社をさらに成長させる方向に向かうと思われます。, アメリカ大手半導体デバイスメーカーの2020年10-12月期決算―インテルの逆襲(?)とAMD、エヌビディアのCPU戦略―, 本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。 詳細こちら >>, 配信:記事配信時 随時facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります, 本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。, ●インテルが先端半導体の生産をTSMCに委託するという観測が流れている。アップルが昨年11月に「M1」搭載パソコンを発売したことによって、パソコン向けCPU、GPUの最先端が7ナノから5ナノに移行した。パソコン市場が拡大する中でCPU、GPUの競争が激化する可能性がある。. 本レポートに掲載した銘柄:インテル(intc、nasdaq)、アドバンスド・マイクロ・デバイシズ(amd、nasdaq)、エヌビディア(nvda、nasdaq) 半導体ブームが加速しています。前回の半導体ブームは2018年10月に一旦ピー… 素晴らしい決算じゃない?」と思われるかも知れない。だがそれはもう生産能力が限界を超えているインテルを更にギリギリまで追い込んだ結果なのだろう。正直、「インテル Lover」の私としては、今日のカンファレンスコールは聞きたくなかった。 売買代金上位. インテル【intc】の株価。nyse(ニューヨーク証券取引所)とnasdaqに上場している全銘柄の株価やチャート、業績などを網羅。adr日本株やランキングも充実しています。 経済指標過去データ. インテルが第1四半期決算を発表した。 売上高は市場予想を上回り、一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果となった。 売上高:$19.83B (市場予想:$18.63B、前年同期:$16.06B) ●失敗1:高配当利回り7%超えの超高配当銘柄を購入したが、いつのまにか株価が下落!●失敗2:黒字でもうかっているはずな…, ●[0]そもそも配当とは?●[1]高配当銘柄とは?●[2]高配当銘柄の魅力とは?●[3]高配当銘柄の探し方-日本株編●…, ●日経平均3万円はバブルか?●20世紀の終わり、バブルとバブル崩壊を経験した日本株●「失われた20年」…, ●6つのテーマから、金相場の“新常識”を考える●“高値維持”、“ジグザグ”、“低位から反発”、積立はど…, ●米金利上昇を嫌気して、グロース株の下落が続いている●三大割安株は金融・資源・製造●この下落局面は、バ…, ●アプライド マテリアルズの2021年10月期1Qは、24.0%増収、23.1%営業増益。半導体製造装…, アメリカ半導体関連企業の決算レポート:アプライド マテリアルズ(半導体設備投資ブームの中で業績好調が続く)、シノプシス(微細化の進展に伴って半導体設計用ソフトが伸びる), アメリカ大手IT企業の2020年10-12月期決算レポート:アップル(業績好調)、アマゾン・ドット・コム(ネット通販の成長力が依然として高い)、マイクロソフト(クラウドサービスが高成長中), 2021年3月期3Q決算レポート:ソニー(業績順調)、任天堂(今期会社予想業績は上方修正されたが、今後の業績変化率は鈍化する懸念がある), 楽天証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第195号、商品先物取引業者. 国内株式決算カレンダー. インテル、第2四半期決算を発表--すべての事業部門が売上高増 Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2018-07-27 10:43
名古屋市 避難所 コロナ, 大学ラグビー チケット ローソン, リングフィット ワールド7 進めない, A-studio Tver 見れない, ウマ 娘 育成 レース メリット, バイオ ハザード ヴィレッジ 海外の反応,
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