森 敬 斗 足
)。, 今回は、少し視点を変えて"20-80スケール”という日本ではあまり浸透していない選手評価の紹介と、森敬斗選手の1年目のシーズンの振り返りをしていきたいと思います。(僕も今回20-80スケールに初めて触ります) 皆様去年も色々ありましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。, 20-80スケールは僕も初めて触れるので、詳しいことは上記のサイト(DELTA)を見てもらえればいいのですが、ざっくりまとめると、, ・20-80スケールとは、数字を用いた選手評価方法の一種である。MLB等で重用されることが多い。(日本ではS,A,B,C,Dといったアルファベット式をよく見ますね), ・平均に近づくほど頻度が高くなる正規分布に基づいている。"平均からどれだけ差をつけたか"という相対的な視点による選手評価が可能になる。(我々が良く目にする"偏差値"というやつに近いと思われます（多分）)。 ・20-80スケールの総合評価をNPBに当てはめると、20に当たる選手は「ブルペンキャッチャーが二軍野手不足で復帰した際」ほどを想定すればいい。つまり支配下の選手は大体30からのスタートになる。 一方で80に当たる選手は「野手なら渡米前のイチロー、全盛期ノムさん、投手なら渡米前ダルビッシュ有」ほどになるとされ、こちらも「10年に1人出るか出ないか」レベルの超レジェンド選手でないと到達出来ない。 ただし50の選手であっても、基準は1軍レギュラークラスとされている。具体的には高橋周平、小川泰弘など。平均どころか、チーム内で中心戦力を担うNPB選手のエリート達だ。, ……という事だそうです。 従来用いられているS～D評価と比べて、数値を用いることで、平均からどれだけ開きがあるかが分かりやすい点が、従来の評価方法より分かりやすくなっているのは強みだと思いました。, 一方で、NPB選手の多くはグレード50より下の、40~45くらいに集中しているように思います。そのため、正規分布における"平均的な選手"という意味合いでグレード50という呼称を用いると、NPBではイマイチ馴染まなさそうだなあという風にも思われます。(この筆者さんオリジナルのあてはめ方だそうなので、しょうがない部分はあると思います), そこで今回20-80スケールを用いるにあたっての私のイメージは、前者のあてはめ方を踏襲しつつ、以下の画像のように考えています。グラフの中の割合に関しては「"68-95-99.7則"」とかいう謎の呪文を検索してみてください。, 「WAR2.0を超えてくるグレード50以上の選手なんてNPB全体の20％ぐらいしか居なさそうじゃね？」というのは感覚的にもグラフの割合的にも、結構近いものがあるかなーとか思ったのですが…。 2020年度の822名いる支配下選手だけで考えても、16％は132名。実際はWAR2.0を超える選手は投手野手合わせて毎年約90名ほど。年ごとにばらつきがある指標なので、スランプや故障者など、相応の実力を持っている選手も合わせればもうちょい132名に近づきそうではありますが、それでも今の基準だとやや厳しめなのかもしれませんね。 一応WARで線引きをするのはあくまでも分かりやすさのため、参考程度という事らしいので、申し訳ないですがこんなところで許してください。(がばがば), 20-80スケールの説明と基準について語ってみましたが、まだまだ取っ付きにくさも感じていると思います。 せっかくなので、一度最近のドラフトで考えてみましょうか。, 例えば分かりやすいところで言えば、去年ドラフト指名された選手の内、森下暢仁(広島)がWAR4.2を記録し、グレード55~60。小深田大翔(楽天)がWar3.0を記録したことでグレード50~55というランクになるでしょう。 両者とも1年目からプロ1軍に適応しており、素晴らしい活躍であったことはご存じの通りでしょうが、「1年目からNPB全体の上位約2割以上に入るだけの実力がある」と考えると、彼らの残した結果の凄さもより実感できるかと思います。 またドラフトの目玉であった奥川恭伸(ヤクルト)、佐々木朗希(ロッテ)は故障により本来の実力を見る機会を失いましたが、両者とも万全であればグレード40~45は優に到達しており、将来的には ”グレード60・70” 上位2％の頂を目指せる期待を背負っている選手です。そりゃ競合するわけですね。, そして今年指名された選手だと、早川隆久(早稲田大学)や栗林良吏(トヨタ自動車)くらいの選手は、入団して早々にグレード50以上の能力を見せつける選手だと思います。また、糸井二世と名高い佐藤輝明(近畿大学)は育成次第ではグレード60まで目指せる大器であると言えると思います。(だから競合したわけですね), ここまで書きましたが、ここに挙げられなかったほとんどの選手が、入団したてでは、グレード30～45の何処かに居ることになりますね。 このため20-80スケールをスカウティングの基準にすれば, 「高校生を1位で獲得するなら "グレード50" いや、”グレード60” を狙えるような選手じゃないと、絶対いやだ！！！！」とか, 「今の1軍控えが ”グレード40” くらいの選手しかいないから、 伸びしろは期待出来ないけど "グレード45" でも良いから社会人選手で弱点を埋めたいなあ…」とか, 「今は未完成な "グレード40” でも、 "グレード50" まで到達出来るような伸びしろの高い大学生投手を取ろう！」とか, そんな感じでちょっと取っ付きやすくなった(かな？) ところで、いよいよ森敬斗選手の1年目振り返りに移ろうと思いますよ。, というわけでさっそく総合結果だけ画像で紹介。 黒文字が現在の能力、赤文字が将来的にここまで伸びそうな(伸びてほしい)能力としています。, 20-80スケールでは、その選手が持つツールに関しても個別に評価していくことが可能です。パワプロみたいな感じを想像すると分かりやすいですかね。 こちらで示されている数値も例えばグレード50以上で「NPB全体で上位2割以上のレベルのツールを持っている」という風に線引きしています。 実際にやってみると、各々のグレードに相当する選手の割合が「上位〇％以上」と概ね決まっているので、ランク付けがしやすいのと同時に、ランク付けした説明がしやすいのもスカウティングに便利だなと思いました。, 【ファーム成績】打率 .210 (186-39)K% 23.2 (48SO/207PA)【1軍成績】打率 .250 (12-3)Z-contact% 84.2, 高校時代はU18日本代表の1番打者として、木製バットで打率.320と核弾頭の役割を担った森敬斗選手。 高卒新人が2軍でいきなり活躍するのは難しいとはいえ、打率.210とやや寂しい結果に終わってしまいました。 もっともK%(三振率)は23.2％。シーズン終了間際の1軍打席におけるZ-contact％も悪くないので、バットコントロールに難がある印象は感じませんでした。(※1)(※2) 高卒新人ながら追い込まれてからファールで粘る姿などは、ベイスターズファンの印象にも強く残っているのではないでしょうか。, フォームを見ると下半身と上半身が一緒に回っている点が少し気になりました。 下半身⇒上半身へと順番に回転していくことで、ヘッドスピードの向上に繋がるため、こちらの改善で”変化球の打ち損じ”や、”直球に差し込まれる”といった打席内容を減らしていきたいところです。 また、バッティングの始動位置が身体から離れていることで、そのまま振ったときにバットが身体から遠くを通ってしまっているのも、今後1軍レベルの投球に対応するために改善すべきポイントのように思います。, 打率の低さを勘案し、現状は”2軍級”のグレード30ですが、よく言えば「伸びしろが有る」とも取れます。 高校時代からアベレージには定評があり、1軍打席でも臆することなく安打を放っている姿を見ると、打撃面での課題を改善出来れば将来的にはリーグ平均打率.250前後を残す”1軍で併用される野手級”のグレード45を十分狙えると思います。 一方で課題を改善出来なければ「打率2割前半くらいをうろちょろ」みたいな、控え野手にありがちな成績に陥る可能性も。, 来期も2軍で実戦経験を積みつつ、1年目の課題解決、新たな課題発見などを繰り返しながら、打線の中で"2軍の主力"クラスの働きを期待しています。, 207打席 3二塁打 2三塁打 2本塁打IsoP .060(参考)根尾(D) 444打席 2本 IsoP .088(1年目)小園(H) 227打席 6本 IsoP .133(1年目)上野(F) 175打席 0本 IsoP .025 紅林(Bs) 338打席 1本 IsoP .049 武岡(S) 277打席 2本 IsoP .068, 高校時代の通算本塁打は9本ながら、2年秋の関東大会に3HRで優勝に貢献するなどの爆発力を見せたパンチ力は、プロ1年目では鳴りを潜めることとなりました。, 同期の遊撃手たちと比べてみると207打席2本塁打、IsoP .060は標準並とは言えますが、1学年上のドラフト1位遊撃手の根尾・小園と比べるとやや迫力に欠ける印象です。(※3) 1年目からニュータイプぶりを見せつける小園は流石の一言ですが、根尾も2年目で2軍でのIsoPを.113まで伸ばしており、着実な成長ぶりが見られます。 森選手にも2年目の飛躍を期待したいところですが、一方で高校通算30本を超えている前者2人に比べると、生来のパワーでは見劣りするのかもしれません。, ⚾イースタン・リーグ⚾️DeNA vs 楽天ドラフト1位ルーキー #森敬斗 選手の同点に追いつくプロ初ホームラン✨逆方向への一発‼️【プロ野球プレミアム】https://t.co/TWjT1g0WXt#イレブン・DeNA pic.twitter.com/PCloDzoHAk, もちろん「生まれ持ったパワーが全てです」と雑に着地するつもりはございませんよ(; ･`д･´) スイングスピードが速い森選手であれば、”打球角度のつけ方”にも長打力向上の芽があるかも？と考えています。 以前の記事でも述べたのですが、森選手はバット軌道が横振りのためボールの下にバットが入りにくく、結果として打球角度が付かない打球が多い印象です。 実際に映像を見てみると、低めをすくい上げるような打球はあまり見られず、長打性の当たりの多くが真ん中から高めに集中しているのではないでしょうか？, 「だからアッパースイングに改造してひたすらにカチ上げろ」という訳ではなく、重要なのは”バレル”を意識することだと思います。 バレルに関しては今更説明することでもないかもしれませんが、MLB発の"フライボール革命"で提唱された、「”打球速度98マイル(158㌔)・打球角度26～30度”のゾーンに入った際にホームランの可能性が最も高い」というデータで裏付けられた理論のことです。, (画像:MLB.com http://m.mlb.com/glossary/statcast/barrel), この"バレル"への意識による打球角度の改善が、長打力不足解消の一助になるのでは？と私は提起したいと思います。 幸いにしてDeNAは最新テクノロジーを用いた設備導入に非常に積極的であり、他球団よりもデータと感覚を融合しやすい環境は整っています。 「ホームランを量産」とまではいかずとも、「より二塁打が出やすい打球角度は？」などの方向へ発展していく事も可能かと思うので、利用出来るものは利用して長打力アップを図って欲しいところですね。, 2軍でのIsoPを考慮し、現在は”2軍級”のグレード30。打球角度の問題から将来的なグレードも”1軍控え級”のグレード40としましたが、前述のように打球角度の改善が見込めればグレード45~に伸びる可能性も残していると思います。 所謂”アへ単”タイプの選手には見えないほどの鋭いバットの振りがありますので、森選手がどういった成長を遂げるのか"長打力"という面でもぜひ注目してみてください。(※4), 高校時代から遊撃手としての守備能力には懐疑的な目線が向けられていた森敬斗選手ですが、1年目は全ての守備機会で遊撃手としてプレー。 2軍戦ながら"魅せる"守備を連発しファンを沸かせました。, ちなみに”守備力”という項目では、純粋な守備範囲ではなく、送球までのプレーという点で判断しようと思います。 ”送球能力”は別に項目があるので、そちらの方で触れようかなと。(捕球と送球はセットだ！！！！！！！と怒られそうですが) したがって守備力の項目の数値が低いからと言って、単純に守備範囲が狭いという訳ではないという事だけご留意ください。, ファームでは437と2/3イニングを守り、守備率は.955とエラー耐性としては及第点と呼べるくらいの成績を残しました。今年の高卒ルーキー遊撃手では、ヤクルトの武岡が.970、西武の川野が.961と森より上の成績を残しましたが、大きく劣っているというほどでもないと思います。, ⚾️イースタン・リーグ⚾️DeNAのドラ１ルーキー #森敬斗 選手、連日の美技煌めきの星✨ロッテ vs DeNAhttps://t.co/eT6GttPrrn#イレブン・DeNA#baystars pic.twitter.com/yXYmmfDYnb, ⚾️2020ファームプレイバック⚾️6月️第7位ルーキー #森敬斗 選手の素手キャッチスローイング❗️見事なスーパープレー pic.twitter.com/VTjut8mZlN, ファインプレーばっかり抜き出すと凄い遊撃手に見えてしまいますが(笑)、技術的な拙さを身体能力でカバーしている部分は否めません。 一方で細かいステップは踏めていたり、エラーももっと派手にやると思っていたので、「ひょっとしたら遊撃手残れ……る？」くらいの評価になっているようには思います(個人の感想です)(一応各所でも及第点くらいの評価はあるそうです), ポジショニングや打球への合わせ方、捕球から送球までの移行のぎこちなさ等、まだまだ課題は沢山ありますが、今後2~3年くらいは遊撃手で見てみても良いかも？というような印象です。, 現在のグレードは、遊撃手として残れそうな素質を見せたという点を加味して”1軍控え野手級”のグレード40としましたが、技術的な習熟はかなり難航しそうな所も否めないため、将来のグレードは”1軍併用野手級”のグレード45としています。, ひとまず1年目としては及第点だとは思いますが、「守備位置をどこにするか？」という見方は引き続き継続しながらベストな起用法が見つかるといいですね(それが遊撃手だとなお良いのですが), なんといっても身体能力の高さが魅力の森敬斗選手。 高校時代の50m走のタイムは5.8秒。ホントかどうかはさておいて、それも納得のスピード感を感じる選手です。, ファームでの成績は7盗塁、7盗塁死と成功率50％。 決して高い数字ではありませんが、基本的にはどの高卒ルーキーも盗塁成功率はそこまで高く無いですし、チャレンジの結果を責めるべきでもありません。ただ今の段階では盗塁技術やセンスはまだまだと言えるでしょう。, 7回裏にタイムリーヒットを打った #梶谷隆幸 選手‼️#森敬斗 選手✨好走塁「バッティングカウントだったので積極的に打ちにいきました。森がいい走塁をしてくれました。チームの貴重な追加点を取ることができうれしいです」#baystars pic.twitter.com/SBQjWUQLh7, 出塁数自体は少なかったですが、1軍でも俊足を飛ばして2塁から生還するなど、そのスピード感をファンの元へしっかりお届けしました。 UBRは0.4とチーム内同率4位の成績。(※5) 12打席の選手が5位になってしまうDeNA1軍野手の走塁能力の低さには目を覆いたくなりますが、ポジティブに考えれば今のチームに欠けている部分を、解決出来るだけの武器を森選手が持っているとも言えます。, 先の動画のワンシーンに関しても、「あれじゃダメ」と更なるレベルアップを狙うインタビューを残すなど、走塁に対する高い意識を覗かせています。 個人的には走塁能力に関しては、元来持つ足の速さも相まってプロ一軍でも武器に出来るレベルにあると思います。一方で盗塁面に関しては、今後タイミングやスタート等の技術を身に着ける必要がありそうです。 現在の能力でも"1軍主力級"のグレード50。盗塁技術を身に着ければ将来的には”リーグ代表級”のグレード55までは行くと思います。, ことスピードという面だと、巨人の増田大・阪神近本辺りはグレード60、くらいだと個人的には考えており、森選手の完成形はそこに並ぶか、もう一歩劣るかなというイメージです。(SB周東・ハム西川とかがグレード70かな？ロッテ和田は今年の記録が継続出来れば仲間入り), 身体能力の高い森選手。今後の彼の野球人生において、最大の武器になり得ると言っていいのが肩の強さを活かした送球能力です。 高校時代の遠投記録は120mという事ですが、これに関しては実際に送球を見てもらうのが速いかもしれません。, ⚾️フェニックス・リーグ⚾️#森敬斗 選手がピンチを救う素晴らしい送球ソフトバンク vs DeNAhttps://t.co/jHPjqnpy6Y#イレブン・DeNA pic.twitter.com/4yRwaY0Rm3, ⚾️フェニックス・リーグ⚾️#デラロサ 選手 、#森敬斗 選手の見事な中継プレー✨オリックス vs DeNAhttps://t.co/WgMO881eus#イレブン・DeNA pic.twitter.com/RcqWjdUqFS, 捕手や投手ならともかく、内野手でここまでぶっ飛んだ肩を持っている選手は、NPBでは中々居ないように思います。 「守りではハンドリングに自信あります。入団する前は（自分の）肩は強いほうだと思っていたけど、森とかもすごいので、あまり言わないようにします」とは同期入団のDeNA田部隼人の証言ですので、肩に関してはホントに凄いのでしょう(笑), 他の遊撃手が投げてもアウトに出来ない位置からアウトに出来る肩の強さは、得点阻止にとって重要であり、違いを作りやすいストロングポイントでもあります。 守備はより多くのアウトを取ることが目的であり、例え技術では周りに劣っていたとしても、誰にも取れないアウトをもぎ取れる能力が有ることは”それはそれ”として評価すべきと思います。, 二軍戦で出始めの際は(高校時代からですが)、一塁手の頭の上を超えていくような送球が多かったのですが、シーズン終盤にかけて徐々に落ち着いてきたようです。 今後も精度を高めていく事はもちろんですが、更に求めたいのは送球に移行するまでの速さ。 ここは捕球技術とセットになる(さっき別々にすると言ったばかりですが)領域で、遊撃手としてプレーするのであれば当然上手下手で差が付くポイントです。「送球は凄い」から、「送球”も”すごい」遊撃手になるには今後次第と言えるでしょう。, 単純な送球の強さだけならば既に”NPB代表級”のグレード60はあるレベルですが、あくまでも内野手として評価し、現状は1ランク落とした”リーグ代表級”のグレード55としています。今後技術を付けることで将来のグレード60も十分射程圏内に入るポテンシャルの高さは疑うべくもないです。 送球の引き出しや姿勢、精度など、お手本を見つけて追いつけ追い越せで上達して欲しいと思います。, 【ファーム成績】 IsoD 0.50 BB% 5.8 (12BB/207PA*100), 将来の1番打者を嘱望されている選手としては、今年はもう少しな成績だった森選手。 高校時代の公式戦＋U18の通算成績も打率.358・出塁率.418と、IsoD0.60くらいです。(※6), 青いグラフがK%。赤いグラフがBB%を示しています。 (画像見づらいですが)月別に見ると、三振の数は8月に入ってから安定してきましたが、四球奪取にはばらつきがあります。 ミートの項でも前述したように、森選手のコンタクト率は比較的高いものがあります。 8月以降は木製バットに慣れてファール等で粘れるようになったことで、三振(K%)が30％台から20％以下へ減ったのではないかと思いますが、四球に関しては8月の成績だけがBB%10.3と飛びぬけている形に。 こちらはフロックの可能性が強いかなと思います。, とはいえ1軍でファールを稼いで粘っている姿を見ると、「選球眼が悪い」というよりは、「バットに当てよう」という意識が強いのかもしれません。足の速さは現状でも”グレード50”プロ20％以上の領域に入るほどのものがあると思うので、内野にゴロを転がすことで出塁する可能性も他の選手より高いとは思います。 とはいえ、プロの世界は数多のスピードスターたちと日夜勝負を繰り広げている修羅の世界。プレーするステージが上がるに連れて”当てたら何か起きる”可能性そのものが低くなってきます。 見極めが苦手ならどうしようもないですが、そうでないのであれば当てる意識は適度に抑える方が個人的には得策かと思います。, 現状は可もなく不可もない2軍isoDを考慮して”1軍控え級”のグレード40ですが、現状のBB%の推移を見るとやや怪しい面もあり、将来像も慎重に”1軍の併用野手級”であるグレード45程度を考えています。 今のDeNAは”バットを強く振れる”選手は増えてきていますが、四球奪取能力という点ではセリーグ他球団と比べても劣っているという印象です。特に足を使える選手にその能力が欠けているのが非常に口惜しい。, この項の表題”Patience”とは”我慢強さ”という意です。三振を回避するためにバットに当てたくなる気持ちをぐっと我慢して、ゾーン内外の見極めを良化させることが出来れば、一段上の打席内容と成績が見られると思っています。, ということで、結果は先に紹介したとおりです。 TOTALで見れば、現在のグレードは”1軍控え級”のグレード40、将来的には”1軍主力級””全NPB選手の2割以上”のグレード50と予想しています。 もちろん2軍でしっかり経験を積む段階ではありますが、仮に1軍で使うなら「代走や緊急時の守備ならまあまあ出来ますよ」ってレベルです。というか1年目の高卒ルーキー野手なんてそんなもんです。 将来的には最低でも”1軍併用級””のグレード45までは登ってきて欲しいですが、これはあくまでも最低ライン。 ”足”と”肩”という伸ばしにくい分野で高い質を確保していることから、順調にステップアップすればグレード50まで到達することは決して難しくないと思います。, そこから先を考えるのであれば、今回”将来のグレード40or45”を出した「ミート」「パワー」「守備力」「選球眼」ツールの内、2つ以上が50以上に到達すれば現実味を帯びてくるのではないでしょうか。 プロ入り後にグレードが20以上も上がるというのは恐らく中々無いとは思いますが、そういった予想や前例をぶっ飛ばすようなロマンをびんびんに感じる選手ですので今後も期待していきたいところですね！, そして、初めて20-80スケールを扱ってみましたが、いかがでしたでしょうか。 今回はあくまでも元ネタ(最初の引用元)の基準を用いながら、なるべくとっつきやすくなるようにと、いろいろとこねくり回してみましたが、余計に脱線させたような気がしないでもないです(;'∀')(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰ, ただ、この基準をグループ内で統一して選手のスカウティングなんかをしていくと、数値で示すことで個々の評価の違いが可視化されたりと、また違った楽しみ方が出来るかなと思うので、気が向いたら試してみてください。 僕はさっそく2021のドラフト候補で試験的にちょこちょこ取り入れてみようかな。とか考えています。(本家DeNAも導入してるとかいう話も聞いたので！), 外野転向したら、守備は現状よくわかんないから40として、打球判断や追い方さえクリアーすれば一気に60くらいまで出るんじゃないかと思います。 送球面も技術的な部分を殆ど気にしなくてよくなるので、いきなり60からスタートするかなと。 とにかく身体能力が直結してくるポジションなので、やっぱり森選手には非常に向いていると思います。, 今後2年くらいは遊撃手として見ていいというのは本心ですが、そこまでで守備面が”1軍併用級”グレード45まで伸ばせなかった場合はセンターコンバートを考えていいと思います。, 2年生にしてサニブラウンに勝った五十幡亮太を抑えて、東都1部の盗塁王に輝いた”亜細亜大学の核弾頭”、遊撃守備で”グレード60”を狙えそうな田中幹也。 ”2年生から大学ジャパン正遊撃手”。同じく守備面で”グレード60”を狙え、選球眼も”グレード50以上”はほぼ確実(と思ってる)な、児玉亮涼(大阪ガス)。, この両名が2年後にドラフト解禁イヤーとなることで、ドラフト上位を割いて積極的に獲得を狙いたいところです。守備が伸びない選手をコストをかけて遊撃手として育てるのもナンセンスだなと思いますし、センターコンバートによって、遊撃手と中堅手という守備の柱を作ることが出来るのも非常に魅力的かと思います。今の中堅手1番手の神里も2~3年後には30歳に乗ってくる年齢なので、ポジション移行もある程度スムーズに行きそうだと。, まあ森も後者2名も今後どうなるかは分からんので、あくまでも個人の願望と予想ってことで備忘録として置いときますよ。って感じで今度こそほんとにおわりっ！, DeNAファン•ドラフト会議がすき。サッカー少年だったので野球はフライも取れません, http://m.mlb.com/glossary/statcast/barrel, https://www.sanspo.com/baseball/news/20201029/den20102922280007-n1.html, https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_explanation.aspx?eid=20048. 解説. denaの三浦大輔新監督と伊勢大夢投手、森敬斗内野手は20日、横浜市の港南区民文化センターで「京急百貨店・ウイング上大岡presents『がんばろう横浜！横浜denaベイスターズ クリスマストークショー2020」に出演した。 森敬斗 桐蔭学園高 足！ 肩！ それぞれに圧倒的なアピールポイントを持つ新世代のスピードスター。 アスリートタイプの内野手としてフィジカルはトップクラスだが、遊撃守備には不安を残しu-18代表では1番・センターで定着。 プロ野球、横浜DeNAベイスターズの森 敬斗の情報です。プロ野球を楽しむならdメニュースポーツ！試合速報や選手データ、最新ニュースを無料でご覧頂けます。 DeNAの森敬斗内野手は、神奈川・桐蔭学園高からドラフト1位で入団し2年目の19歳。右投げ左打ちの強打の遊撃手で俊足、おまけにイケメンとスターの条件がそろっている。昨季終盤の10月27日に1軍昇格を果たし、スタメンも経験。 森 敬斗 都道府県： 神奈川 高校： 桐蔭学園 学年： 2020年卒 ポジション： 遊撃手 投打： 右／左 身長： 173cm 体重： 73kg 森 敬斗（もり けいと、2002年 1月28日 - ）は、静岡県 静岡市出身のプロ野球選手。 右投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。 Class4. #三浦大輔 「敬斗の足なら三塁打にできたと思うんです。本塁打と思って走っていたか、二塁で坂本（巨人）と話したかったんじゃないでしょうかね」 #森敬斗「バレました…。(笑)」 試合後は電話で一番に報告したそうです。 2019年夏侍ジャパン壮行試合DeNAドラフト1位森敬斗選手（桐蔭学園）175cm75kg試合前のシートノックと全打席！広島ドラ1の森下投手との対決も・・・！ 5,034 Likes, 25 Comments - 森敬斗 (@keito.mori_0128) on Instagram: “・ 宇宙兄弟 ・ ・ ・ 頭ぶっ飛んでる” プロスペクト紹介はdenaの森敬斗。uzrデータを使いながら森の現在地を探ります。データ分析企画は、アナリスト佐藤氏の1.02 fielding awards担当ポジション以外の分析が公開されます。 ... 足が基本みんな速いから間に合わない 走力. DeNAの森敬斗内野手が22日、自身のインスタグラムで楽天・鈴木大地内野手、オリックス・小田裕也外野手らと行っていた自主トレが終了したことを報告。「とても有意義な時間を過ごすことができました」と2年目のシーズンに向け手応えを得たようだ。 もちろん、高校ナンバーワン遊撃手の呼び声高い森敬斗（桐蔭学園）の評価が高いのは知っていた。 それでも、DeNAによる単独1位指名が意外だったのは、森の指名順位を2位、もしくは3位と想定していた … そんな森敬斗選手に迫ってみましたので、最後までお楽しみください！ 桐蔭学園のスター森敬斗選手を指名したのは横浜DeNAべスターズ。 俊足、強肩の持ち主である森敬斗選手は侍ジャパンU-18代表でもレギュラーとして活躍した実力ある選手です。 パワプロ2020における、森敬斗の選手能力のデータ記事です。ステータスやフォームはもちろん、特殊能力(特能)まで記載しています。実況パワフルプロ野球2020の森敬斗について全て知りたい方は、ぜひ … 2年目を迎えるDeNAの森敬斗内野手（18）が、東京五輪の金メダル獲得を目指す侍ジャパンの一次登録リストに名を連ねた。昨季終盤のプロ初打席でフェンス直撃の二塁打。次代を担う逸材の成長に高い期待が寄せられている。 DeNA森敬斗 ファームで強肩プレー＆決勝タイムリー！ 【速報】ドイツ代表レーヴ監督、euro2020終了後の退任が決定！2014年ブラジルw杯優勝に導く 15年の長期政権に幕; 史上最強の … 長打力. 連載第3回は、森敬斗。2軍キャンプで三浦大輔2軍監督自らバッティングピッチャーを務めるなど、走攻守に期待がかかる逸材だ。 ドラフトドキュメント①奥川恭伸（別タブで開きます） 19年ドラフトドキュメント③森下ではなく森だった DeNA森敬斗 ファームで強肩プレー＆決勝タイムリー！ 投稿日 2021年3月9日 21:13:19 （横浜DeNAベイスターズ） 【悲報】DeNA牧「マシンガン打線って何….？」 森敬斗(18).209 1本 ops.522←こいつ ... 打撃と足は悪くないとは思うけど 二遊間で横浜が育てられるかは分からん . 森 敬斗（もり けいと、2002年1月28日 - ）は、静岡県静岡市出身のプロ野球選手。右投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。, 静岡県出身。小学3年時に軟式野球を始め、中学時代は硬式の島田ボーイズでプレー。島田ボーイズでは3年春から三塁手を務めていた[2]。中学卒業後は神奈川県の桐蔭学園高等学校に進学。2年秋から主将を務めた。その秋季大会では県大会で準優勝の成績を収めると、関東大会でチームを24年ぶりの優勝に導いた。特に初戦の常総学院高等学校戦では逆転サヨナラ満塁本塁打、決勝の春日部共栄高等学校戦でも2本塁打を放つ活躍を見せた[3]。3年春に出場を果たした第91回選抜高等学校野球大会では[4]、初戦で啓新高等学校に5対3で敗れたものの[5]、3番・遊撃手として出場した森は4打数3安打1打点の成績を残した[5]。3年夏の選手権大会への出場は叶わなかったが、8月に行われたU-18ワールドカップの日本代表に内野手として選出。ただし、チーム事情から外野を守ることもあった[6]。2019年10月17日、ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから1位指名を受ける[7]。11月23日には仮契約を結び、契約金1億円、年俸1,000万円（金額は推定）という条件で入団した[8]。背番号は6。, 2020年は二軍で開幕を迎える。シーズン終盤の10月27日に初めて一軍に昇格すると、同日の読売ジャイアンツ戦（横浜スタジアム）、8回裏に石田健大の代打で初出場。チアゴ・ビエイラから左越え二塁打を放ち、初打席で初安打を記録した[9]。, https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/03/16/kiji/20190315s00001002449000c.html, https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/09/01/kiji/20190901s00001004276000c.html, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=森敬斗&oldid=81446615. 2019年、春のセンバツ。森敬斗選手の桐蔭学園は、1回戦の啓新（福井）戦に5－3で惜敗しました。 森敬斗選手は、初回に二塁打、5回に左前安打、7回に遊撃内野安打と4打数3安打1打点の猛打賞。 しかし、満塁のチャンスで打てず、苦杯をなめました。 森敬斗選手の母親は、お料理上手なのかもしれませんね。 森敬斗選手の出身は静岡県といういことで、ご両親は静岡県に住んでいる可能性が高いですね。 森敬斗選手、小学3年生から野球をはじめてチームに所属していたそうです。 #6 森敬斗|商品一覧|株式会社横浜denaベイスターズが運営するオフィシャルwebショップです。 応援グッズ・選手名タオル・ユニフォームなど、幅広く取り扱っております。 続いて桐蔭学園 森敬斗の成績です。 2年生の秋季大会では、4試合で打率.412という高い打率をマークしています。 また、4試合で3本塁打も魅力的な数字ですね。 森敬斗は固め打ちが多く、一度調子が上がると手がつけられなくなるタイプのようです。 現時点では高校通算9本塁打ですが、秋の新チーム以降に8本塁打と、急成長を見せています。 2019夏の選手権予選では調子が上がりませんでしたが、U18日本代表では安定した … 森敬斗 （3 年） B+ プロ注目度 ... Class4. 日本野球機構（npb）オフィシャルサイト。プロ野球12球団の試合日程・結果や予告先発、ドラフト会議をはじめ、事業・振興に関する情報を掲載。また、オールスター･ゲームや日本シリーズなど主催試合のチケット情報もご覧いただけます。 森敬斗（桐蔭学園） ... 小柄ながらフルスイングできて足が早く強肩というのは得難い素質だけど、ケガとの隣合わせであることもある ただウェイトで筋肉を増やす試みを高校生のうちからやっているのはと … 森敬斗選手をドラフトで指名しそうな球団はあるでしょうか？ 森敬斗選手は 50m5秒台の俊足と遠投120mの強肩 が武器の遊撃手です。 1位指名はさすがに佐々木朗希選手や奥川恭伸選手といった投手陣に集まる可能性が高いと思います。 こんにちは、だけんさんです。 昨年、DeNAベイスターズからドラフト1位指名を受けた森敬斗選手に関して、長ったらしいnoteを投稿したことは記憶に新しいと思います(? Class3. 守備練習前にグラブを交換し感触を確かめたDeNA・仁志敏久2軍監督（左）と森敬斗＝沖縄・嘉手納町（撮影・斎藤浩一） 【番記者が選ぶ撮っておき】 担当記者がキャンプ期間中の“映えショット”を紹介するコーナーがスタート。 昨年、DeNAベイスターズからドラフト1位指名を受けた森敬斗選手に関して、長ったらしいnoteを投稿したことは記憶に新しいと思います(? 森敬斗内野手（2年目、19歳） 桐蔭学園高から19年ドラフト1位でDeNA入り。 新人だった今季はイースタンで58試合出場して打率.210、2本塁打、13打点だったものの、10月下旬に1軍デビュー。
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