山岳遭難:14年過去最多の2794人(動画あり)
山岳遭難の件数、人数ともに過去最多を更新
去年1年間に全国で起きた山岳遭難の事故の件数と遭難した人の数は、いずれも過去最多を更新したことが、警察庁のまとめでわかりました。
警察庁によりますと、去年1年間に発生した山岳遭難事故は2293件、遭難者は2794人で、過去最多だった一昨年の数字を更新し、いずれも統計が残る1961年以降、過去最多となっています。死者・行方不明者は311人で、おととしに比べ、9人減っています。
遭難事故を都道府県別で見ると、長野県が272件と一番多く、次いで富山県が133件、北海道が120件となっています。
年齢層別で見ると、40歳以上の遭難者が2136人と全体の76.4%、また60歳以上でも1401人と50.1%を占めていて、近年の中高年の人たちの山登りブームが背景にあるということです。(18日13:37)
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