【サレワ】イタリアのアウトドアブランド、日本に本格進出
サレワは35年にドイツ・ミュンヘンで設立。90年にオーバーアルプグループの傘下に入り、拠点をイタリア北部のボルツァーノに移した。現在30カ国以上で展開し、直営店舗数は170以上、ショップインショップは300以上ある。
14年12月期のブランド売上高は約200億円。日本では14年春物までキャラバンが代理店をしていたが、ブランディングを強化するため、直接進出に乗り出すことにした。
アパレルにも定評はあるが、日本では靴とバックパック、カラビナなどのエキップメントを中心に販売する。販路は登山用品専門店で、16年春夏の卸し先は50店が目標。専門店の協力を得てFCやインショップ展開も進める。
16年春夏の主力商品は、低登山・スピードハイキング用のシューズ。タイヤメーカーのミシュランと組み、同社が開発したソールを採用。草や砂利、岩肌でも優れたグリップ力を発揮するよう、高い突起を数多く設けているのが特徴だ。2万1000~2万2000円。
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