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飯盛山は、ハナザカリ。この山、親子登山にピッタリの山。

先週の6月10日、梅雨の晴れ間の平日にふらりと登って来たのは、信州は野辺山にほど近い飯盛山。標高1,643mの山で、このネーミングからもわかるよ うに、まさに「ごはんを山盛りに」したような山容をしている。だから、読み方も「いいもりやま」ではなく、「めしもりやま」という。

飯盛山は、ハナザカリ。この山、親子登山にピッタリの山。 Source:a kimama

こんもりとした山容がだけに山頂からの視界は360度ひらけており、標高のわりには、満足度の高い山歩きができる山だ。だって、目の前には甲斐駒、金峰、 八ヶ岳がドドーンと迫って来るような位置にあり、次はあそこ、また次はあそこと、登高欲を存分に刺激してくれるのである。

また、ラッキーなことに、6月上旬のこの時期は飯盛山にはレンゲツツジが咲き誇っていて、登山道のあちらこちらに朱色の鮮やかな株を見せ、気分をガッツリ と盛り上げてくれたのだった。

いや、本当に満開のタイミングにあたったので、山稜全体に朱色と新緑の緑が混じり合い、なんと風光明媚な地だったこと か……。たぶん、今週あたりは盛りが少し過ぎてしまったかと思うけれど、まだまだツツジの名残が楽しめるハズなので、サクッと行ってみることをオススメし たい。

ちなみにこの山、学校登山としてもかなりの人気がある山のようで、当日は修学旅行生の団体様が3組、4組と大挙して歩いていた。聞けば、地元の小学生だけ でなく、都内から来た中学生たちもたくさんいた。

登山道は整備されていて、なるほど歩きやすいうえに、さほど危険な箇所がないので、学校登山にはもってこ いなんだろうな。

一般的に歩かれているルートは、山頂の北西にあるしし岩の駐車場から、平沢山を経て飯盛山へと続く尾根道で、登りが約1時間ほど。これをピストンするのが 人気らしい。そこそこの登りもあるし、樹々や花々はうつくしいし、山頂からの展望も申し分なし。となれば、子どもたちだって、テンション上がって行くで しょう。実際に、こんもり山の山頂では、中学生たちのヤッホー合戦の激しい応酬があったりしてまして。

こんなに条件の揃っている山なので、初心者に人気が高いのはわかる気がするけれど、じつはルート選び次第では、かなり歩き甲斐が出る。つまり、初心者と言わずとも十二分に楽しめる山となるのだ。

その場合、スタート地点はJR小海線の清里駅。まさに駅から山頂へと、車を使わずに山歩きができる。簡単に道順を記せば……

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飯盛山は、ハナザカリ。この山、親子登山にピッタリの山。

Source:a kimama(飯盛山は、ハナザカリ。この山、ぜったい、親子登山にピッタリの山。)

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