キャンプのおさらい(動画あり) vol.1 テントの張り方 @GAKU-MC
GAKU-MCのキャンプのおさらい vol.1 テントの巻
2011年の「アカリトライブ」ではキャンピングカーで日本を一周、道中は全泊のほとんどをキャンプで過ごしたGAKU-MC。野外フェスでは出演アーティストでありながらも、自らテントを張り、音楽とキャンプを楽しむことも多いという。そんな根っからのアウトドア好きなGAKU-MCが、さらに快適なキャンプを目指してハウツーをおさらい。 第一回目はテント。これがなくてはキャンプができません!
その1 テントの張り具合はペグダウンが命
インナーテントを組み立てたら、ペグダウン(地面に固定すること)。ペグの打ち方は、少し寝かせるようにし(外側。テント本体とは反対側へ)、しっかり根元まで打つこと。そしてポイントがふたつ。
まず、入口のファスナーがきちんと閉まっているかを確認すること。開いたままペグダウンすると、後で閉まらなくなってしまうのだ。次にペグはただ打つだけでなく、テントを外側へ引っ張るように打ちシワをなくす。ペグはどこか一箇所を固定したら、次は対角線を打つこと。そうすることでしっかりシワをのばせる。
その2 インナーテントとフライシートとのスキマが重要
インナーテントを固定できたら、フライシートをかける。フライシートは、快適なテント生活には欠かせないものだ。暑いときは要らないのでは?と思いがちだが、夜露やプライバシーの確保にも欠かせない。
また、正しくフライシートが張られていれば、風通しが良くなり、むしろテント内は涼しく雨風も受け流してくれる。ポイントは、インナーテントから少し浮かすようなイメージで。インナーテントから十分に離したところにペグダウン、スキマをしっかり作ること。このときもフライシートの入口ファスナーは閉めた状態で固定しよう。
その3 すみずみまできっちりと設営すること
フライシートまでかけ終わると、テント設営も終わりに近づき、細かい部分をつい忘れがちだ。フライシートの裏側に固定用のベルクロテープが付いている場合は、ここもきっちり固定。掛け忘れ、固定忘れなどすみずみまでチェック。最後にぐるっと見わたそう。すべてのパーツがきちんと稼働することで、テントの剛性が保たれる。美しく設営されたテントは雨風にも強いのだ。
今回はコールマン ウィンズライトドーム240を使って実践。フロント(入口側)に十分なスペースの前室が確保できるタイプだ。4人がゆったりと寝泊まりできるので、フェスにも最適。設営の詳細な流れは動画サイトでも確認できる。
動画「ウインズライトドーム/240の組み立て方」を見る
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