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初心者向け北アルプス縦走コース、燕岳~常念岳へGO!

今年こそは日本アルプス地域で縦走をしてみたい、とお考えの方も多いのではないでしょうか。本格的な縦走にチャレンジするのに最適な、安全で且つ雄大な景色を楽しめる長野県の燕岳(つばくろだけ)から百名山である常念岳を経由して上高地に下りる2泊3日(または3泊4日)の夏山コースをご紹介します。

初心者向け北アルプス縦走コース、燕岳~常念岳へGO! Source:たびねす

燕岳はコマクサと白砂の世界

燕岳はコマクサと白砂の世界

写真:Yuma A.

日本アルプスの中でも特に北アルプスは中部山岳国立公園として毎年多くの登山者を受け入れている人気のエリアです。

まずは、バスで長野県安曇野市にある中房温泉まで行きましょう。ここは燕岳(標高2,736m)の登山口になります。この燕岳は日本二百名山のひとつで高山植物の女王と呼ばれる美しいコマクサに出会える人気の山です。

登山口から3時間ほど登った燕山荘まで行くと、白砂が特徴的で美しい燕岳が見えます。燕山荘から山頂まで往復1時間程度ですので荷物を置かせてもらい山頂まで往復しましょう。

人気の縦走路「表銀座」を行こう

写真:Yuma A.

Source:たびねす

燕岳から今回向かう大天井岳(おてんしょうだけ)を経由して槍ヶ岳に向かうルートはさわやかな稜線歩きを楽しみながら雄大な山域を眺めることのできる人気の縦走路です。

その人気ぶりから銀座の名前を冠し「表(おもて)銀座コース」と呼ばれます(ちなみに槍ヶ岳を中心に反対の双六岳方面から登るコースを裏銀座コースと呼びます)。入山のタイミングにもよりますが、燕山荘から大天井岳(標高2,922m)まではアップダウンの少ない稜線を約2~2.5時間の道程です。

なおこのルートは景色だけではありません。特別天然記念物のライチョウも多く生息しており、子連れの姿も見かけます。

運がよければブロッケン現象も。

ブロッケン現象

写真:Yuma A.

3,000m近い高山帯では地上では見れない大気現象に出くわすこともあります。そのひとつが御来迎(ごらいごう)とも呼ばれるブロッケン現象です。

自身の巨大な影の周りに虹色の光の輪が出現する現象ですが、不思議なことに複数名が並んでいても、自分に見えるのは自分の影だけなんです。運がよければ(日ごろの行いがよければ!?)出くわすことができるでしょう。

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